アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

妊娠:子供の成長を考えた模様替え長期計画

猛烈な台風が関東を襲った週末、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

私はとにかく食べ物を沢山作り、台風に備えたのですが、湾岸に住んでるということもあり水害には敏感になっていました。

今回感じたのは、湾岸部の場合、水の流れが大きく、狭い河川上に位置する訳ではないので、意外と大丈夫なんだなと思いました。

でも後1メートルくらいで海水が流れ込んできたかもという不安は残っています。

実際台風は1時間ほど窓を揺らし、とても怖かったのですが、無事何も起こらないうちに過ぎ去っていきました。でも今回全国で大きな被害を受けた方々がいらっしゃるので、他人事ではないと考えています。災害はいつ誰に起こるかわからない。

被害に合った方々の1日でも早い復興を祈っています。

 

今回さらに感じたのは、普段からとにかくちゃんと整理整頓することの大切さ!

いざ逃げないといけない、災害に見舞われた時に、必要なモノが何処にあるかわからずアタフタしないように普段からしっかり家の中を管理しておきたいということです。

 

3週間前に注文した本棚と机セット。

台風前日の金曜日に家に帰ってくるとなんと不在連絡票が三つも入っていて、急いで運送会社に電話をすると、それぞれの会社から「今から在宅ならこの後行けます」というラッキーな返事が。

台風の後だと何が起こってるか予測がつかないですから、その前に配達してくれる方がありがたいですよね。配達されている方々もおそらく後よりは今配達しておきたいという気持ちがあったようです。

 

既にお腹が大きく、あまり重いものを持ち運べない状況なので、台風が立ち去るのを待ちながら、先週時間がある時ちまちまと立てていた模様替えの計画と手順を夫に説明しました。

かなり大きめの家具を移動させましたし、家具の組み立てが得意な従兄弟に手伝ってもらいました。まるはとにかく走り回ってじっとしてないので、私は娘が怪我をしないようにずっとついて周り、何とか3時間で全て終了。

これからも色々細かいところはアップデートしていく必要はありますが、全体的にはまとまってきました。

 

今回特に気にしていたのは、今だけではなく将来も見据えた模様替え。

まるの時は、子育ての経験がなく子供と家族のニーズがどんな風に変化していくかというのかも想像がつかなかった為、その時その時にだけ合わせて模様替えをしていました。

でも今は少しだけ経験を積んでるので 😝「少なくとも二人の子供が小学校に入るまで」は段階的な小さい模様替え - 既に持っている家具をちょっと移動させれば持つレベルまで考えておきました。名付けて「模様替え5年計画」です。笑

出産準備を兼ねた今回は今までよりも思い切って本気で取り組みます。

 

何でこんなに本気になっているかというと。

第一子の時に忙しくてあまりちゃんと出来てない状態で赤ちゃんを迎え、モノが増えた時に本当にカオス状態に陥ってしまったから。しかも小さい赤ちゃんがいると何も出来ない!

だから生まれる前にやっておこうという訳です。

幼児を抱えている妊婦の方が、幼児と乳児を抱えている母よりは時間がある!

 

そして、今回の模様替えで得たもう一つの気付きとして覚えておきたいことがあります。

自分がどれだけモノを捨てたくない人間か、ということ。

いつかは使うかもしれない、ということで持っていたり、要らなくなったモノがそのままクロゼットの中で眠っていて場所だけ取っているケースや、モノは自分の義務を既に果たし、私たち家族とは既に縁が切れているかもしれないのに、日々ストレスを感じながらずっと持ち続けようと頑張っているケースも。

今の生活のスタイルに合わなくても頑張って使おうとしてきたんですね。

 

前回ベビーベッドとベビーカーの話が出たと思いますが、それがまさにその例です。

どちらもそのモノを持ったことによって様々なことに気がつきましたし、自分の家族に本当はどのようなモノがあっているのか、必要なのかを学んだと思います。

確かに2年弱しか使用してないものを手放すのは、これまでの考え方だと勿体無い気がしていましたが、子育て盛りの家族のニーズは月単位で変わって行きますし、共働きで忙しい私たち家族にはモノを使い続けるというよりも時間の節約と便利性の向上の方が価値があるかもしれない、と思い始めたのです。

捨てるのが勿体無いなら、誰か欲しい人を探せば言い訳ですから。

そのモノを持つのは私じゃなくても良い、と考えました。

 

無印良品のユニットシェルフも同じ。

結婚当初は夫婦二人のニーズに合わせて色々組み合わせを変更して使えるユニットシェルフが使い安いと思っていましたが、子供が生まれると安全面での心配が出てきたり、素材自体が小さい子供がいると怪我させ安いモノだったりすることに気がつき、少し不安な気持ちでいました。

ユニットシェルフはポリプロピレンの引き出しに合わせると色々なカスタマイズが出来るので、オムツ替え台にして使ったり、子供のハンガーラックや洋服棚として使ったりしてきましたが、娘が2歳になって家具を遊具のように使い初めている頃からは本当に怖くて見てられない。

安全を第一に考えると家の中から「大人向け」の家具はしばらく片付けた方が良いという結論を出しました。正直安くなかったし、勇気のいる決断でしたが。

 

ということで、今後の出産準備兼模様替え考えていたよりも長期的なものになりそうで、最終的に

① ベビーベットを処分し、必要な期間だけ小さく移動が簡単なベッドをレンタルすることで以前日々感じていたベッドによるストレスを軽減させる

② 二人の子供・私たちのニーズに合うベビーカーに買い換えて、子供たちと積極的に外出できるようにする

無印良品のユニットシェルフを処分し、子供たちが少なくとも中学校に上がるまでに使えてかつ安全で整理しやすい家具に揃え直す

④ 今あまり出来てないところで、書類と衣類の管理をシステム化する

ということになりそうです。

 

そして今日から早速これまでクロゼットの中で眠っていたモノたちを段階的に解放させ、新しいお家探しを始めました。

ミニマリストまではいかなくても、家のどこに何があるかくらい全て把握できるようになりたい、それが目標です。😊

 

 

 

 

妊娠:巣作り開始(出産準備)

最近はとにかく仕事がかなり忙しく最低の体力の私は午後4時くらいになると失礼ながらあくびが止まらない。。。

ある日は家に帰って8時に眠ってしまうという珍しい出来事も。

チームメンバーが出張で飛び回ってるなか内勤だけの私が同じくらい疲れているという不思議な事態が続いています。

 

そんな中、引っ越して3ヶ月も経ってないのに模様替えを考えています。

引っ越し当初はまだまだ妊娠を継続出来るかが不確かな状態だったせいか、毎日ただただ1日を延命しているかのような感じでした。

出産はまだ現実に起こるかどうかわからない状態。

でも先週出産予定日を決めた事もあり、この子は生まれて来るという期待の方が増えて来たのでしょうか。

急に家の中をどのように整理すべきか、夜と昼の区分がない最初の3ヶ月ほどをどのように乗り切るかを考え始めました。

すると、今の家の使い方では家族全員が毎日起こされ、ながーい夜になる可能性があると判断。

まるを中部屋から一番玄関に近いマスターベッドルームに移動させ、キッチンの隣の小さいお部屋で赤ちゃんと二人で寝ようと決めました。

とにかくまると夫が寝る部屋から出来るだけ遠くに離れ、夜でもキッチンが自由に使えるようにしようという計画です。(主に搾乳や哺乳瓶の管理のため)

 

結果、キッチンの隣にある部屋に置く予定だった壁面本棚は安全上違う部屋に移さなければならないと判断。

中部屋はしばらく書斎兼危ないものが集まる部屋になりそうです。

うわーまた色々家具を移動するのって面倒そうだな。

引っ越し当時から考えておけば良かったです。泣

本当はまだ手を付けたくないですが、前回の妊娠では8ヶ月まで何もしておらずお腹が大きくなり過ぎた後に巣作りを開始して痛い思い(お腹が大き過ぎて動けない)をしたので、今回は少し早めに開始することにしました。

幸いにも最近近くに引っ越して来た夫の従兄弟に手伝ってもらえることになりましたので一安心です。

嬉しい。ありがたい!

 

しかし、やっぱり家に家具が多すぎる!

前回ベビーベッドは借りるより安いから中古で買いましたが、使えるのは本当に3ヶ月くらいで今まで邪魔で邪魔で仕方のない家具でした。

母乳だから殆ど毎日添い寝。

ベビーベッドを使ったのは昼間に少しだけ。

しかもー

標準サイズのため、無駄に大きくてそれだけで部屋が埋まっちゃいそうです。

ただ最初の3ヶ月は安全上赤ちゃんをまるから守れる場所(笑)が必要ですし、1日に何度も床から持ち上げるのはすごく大変で、結構腰に負担がかかるんですよね。

なのでせっかく持ってますし、この子までは使おうかなと考えています。

(その後即処分の予定)

あまりにも場所を取るので、個人的には少し割高でもベビーベットは借りた方が賢明だと結論付けました。

 

バウンサーなどを含め、まるの物をそのまま使うので、今回新調するのはベビーカーくらいかなと考えていますが、それも上の子との兼ね合いもあるので、慎重になっています。

今のベビーカーはかなり気に入っていますが。

もちろん一人用です。

上の子はかなりの重さなので抱っこは論外ですし。。。

本当はベビーカー本体にボードーを付けられるメーカーにしたいのですが、なかなか高額で意外と使いにくそうなイメージ。。。本当はどうなんでしょうか。

(1時間経過)

夫は普通に良い二人乗りのベビーカーに投資をと言っていますが、結論としては今持っているベビーカーでしばらく耐えてみて、どうしてもということになったら購入することにしました。

子供がいるとそうでなくても物がどんどん増えて行き、迷った時は我慢して様子を見ないと物に埋もれてしまいそうなので。笑

 

ということで二人目の出産準備の話でした。

 

 

 

妊婦検診:妊娠6ヶ月、4回目

【2019年聖路加国際病院の女性総合診療部、周産期科での妊婦検診の体験です】

 

6ヶ月目も中盤に入りお腹もかなり出始めたところです。

ただの「え?太ってる?ビール腹?」という疑惑からも解放されました。😄

 

今日は第4回目の妊婦健診に行ってきました。

聖路加の妊婦健診は時間帯と混み具合によってかなり待たされる場合があるので、私は朝の早い時間帯に予約を入れることが多いです。

 

3週間ぶりの検診。

本当は4週ごとに設定されるはずの検診がなぜ3週?と思ったのですが。

担当先生曰く「僕は心配性だから3週間ごとにしています」ということでした。

(そう、実は担当先生が男の先生なのです。)

初期に色々なイベントがあり不安が多かった私にとって、自分からもっと頻繁に!と言わなくてもいいのが嬉しいところ。

 

検診はいつもと同じような手順です。

病院のカードを機械に入れ受付票を出して、2階に上がると妊婦専用の機械からコップをとって尿の採取。

その後3階に上がって扉の奥に進み血圧と体重の測定。

自分で母子手帳に血圧と体重を記入し、受付に受付票を出した後、診察室の番号を教えてもらったらお部屋の前で名前が呼ばれるのを待ちます。

朝の時間だと、時間通りに呼ばれるのが良いですね。

 

前回助産師さんから体重の増加について指摘されていたので、昨日の夜事前に測ってみると。。。

なんと3kg以上増えていることを発見。

体重のことで色々言われるとストレスが溜まってしまうので、朝ごはんを軽く済ませて調整を試みました。笑

幸いにも病院で測ると1.5kgしか増えてないことになっていて一安心。

助産師さんからもお医者さんからも何も言われませんでした。笑 😅

 

赤ちゃんは540gと順調に育っており標準からほんの少し大きいくらい。

検診中も動きまくって「元気ですね」と言われました。

 

私は結局予定帝王切開になるので、あまり関係ないのですが、今のところ逆子らしいです。

通りでいつも下を蹴られていたんですね。

少し動き過ぎるとお腹が張ったり痛かったりするので、念のため子宮頸管の長さも確認してもらいましたが、

今の所は子宮頸管の長さも40mmほどあり、順調そうです。

これまではどのくらい活動して良いか分からなかったのですが、前回に測った時に比べてあまり長さが変わってないので、このまま無理しない程度であれば特に問題はないだろうという感じでした。

(急に短くなることもあるので無理は禁物です)

 

最近は予想していたより仕事が忙しく、夜もいろんな理由でなかなか十分な睡眠が取れないことが多いので、すごく疲れていて正直早産が心配になることが多かったことも」あり、少し安心できました。

高齢妊娠・出産となると予想外のトラブルが発生することも多く、余計な不安が増えるものですね。

 

赤ちゃんの状態を確認した後は、先生から

「どうします?そろそろ帝王切開の予定日を決めますか?」

と聞かれ、私もちょうど今日聞いてみたいと思っていたところだったので、予定日を決めてきました。

 

事前に帝王切開で3回出産を経験した友達にも話をしていて候補日は幾つか決めていたのですが、どちらも早すぎるか、週末かで好きな日付にすることはできず。😓

今の所家族全員誕生日に5がついているので、変に揃えたい気持ちがありましたが。

「うん。でもねやっぱり38週目にした方が良いですよ。」言われ、1月のある日に決めてきました。

本当に予定通りに行くかどうかはわかりませんが。

オペ室もかなり混んでいるため、後々予約を変更するのは難しいようなので、

帝王切開になるとわかっている場合は、とりあえず日付を決めて予約を入れた方が良さそうです。

 

帝王切開の予約を入れた後は、助産師から次回の説明を受け、支払いをして帰りました。今日は私のリクエストで子宮頸管の長さを計り、おりものの検査もあったので5,000円ほど高くなった感じですが、やってなかったら多分1,000以下で済んだかなと。

 

次回はいよいよ妊娠中期検査で、妊娠糖尿病と血液検査があります。

緊張ー 

私は第一子が大きく生まれたため、いろんな人から「妊娠糖尿だったんですか」と聞かれることが多いですが、もちろんそんなことはなかったので、前回と同じように堂々と「いや、違います」と答えたく、今回も無事問題なく通りたいです。😆

まるは34週くらいから急に平均から大きく離れていったので。笑

 

検診の後は、半年ぶりに聖路加の一階にあるスタバーに行ってデカフェのコーヒーを買うことに。

つわりもほぼ終わりつつあり、久しぶりに飲んだコーヒーは格別でした。

 

今日はここまでです。

読んでいただきありがとうございました。

 

妊娠:育児休業手当と要件(ギリギリな方へ)

f:id:marussi:20190927223526j:plain


今回の妊娠はある意味計画外のもの。

まあ、出来たらいいなーとは思っていましたが、

 

実は去年再就職してまだあまり時間が経ってないので、積極的に計画ができず。

そして、本当は保育園に入りやすい時期に出産を合わせたかったというのもあります。

でも…子供は授かるものですからそんなことは言ってられないですね。

 

というものの、何とか初期の出血も止まり、前置胎盤も改善してきている事から、最近第一子の時は対象ではなかった「育児休業給付」というものがもらえるかも?という期待をするようになり、本当に対象になるかどうか色々調べて見たので、忘れる前にここに書いてみたいと思います。

 

育児休業の対象と育児休業給付の受給対象は別物

育児休業

①入社1年以上 

②子が1歳6ヶ月に達する日までに労働契約が満了し、更新されないことが明らかでないこと

が条件で、入社1年以上であればもらえることになっています。

詳細はこちらでご確認ください。

 

でも育児休業の際に私が気になっていたのは「お金」のこと。

だって出産と育児は予想外の出費が多いですし、

仕事が出来なくなる間は機会費用のこと(人脈の減少、スキルの低下など)も考えなくてはなりません。

 

育児休業給付の要件

長年同じ職場で働いていて育児休業を取った後に戻る予定になっている方であれば、まずは最初の条件をクリアしているはずなので心配ないですが、私のように

① 前の職場を育児休業に入る2年以上前に辞めている

② 現在の職場で産前休業に入るまでに勤務期間が1年ギリギリ

③ 妊娠中切迫流産、早産などで会社を長期間会社を休んでいる

という方は、早めに下記の給付条件をクリアしているか確認して下さい。

 

育児休業を始める日の前日から、応当日単位で過去にさかのぼって月を区切っていきます区切られた月(1ヶ月単位、完全月という)の中で、賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12ヶ月以上あること」

 

ここで覚えておきたいのが、育児休業は常に「産前休業6週間、産後休業8週間」とセットになっていること。特に「産後休業8週間」は「産前休業6週間」のように自分で調整することが出来ないのです。

また、産後・育児休業の日付の計算は「実際に出産した日」であって、出産予定日ではありませんので、ギリギリの方はある程度その事を頭に入れて産前休業を計画する必要があります。切迫早産を心配されている方は尚更で、1ヶ月以上出産が早まることもあり得ます。

 

 

ここでもう一度給付条件の確認ですが、

育児休業を始める日の前日から、応当日単位で過去にさかのぼって月を区切っていきます区切られた月(1ヶ月単位、完全月という)の中で、賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12ヶ月以上あること」

 と書かれてますね。

ここで勘違いを起こしやすいのが、「育児休業を始める日の前日」という文句。

 

例えば出産予定日が1月25日の場合、産後休業は、その翌日の1月26日から8週間になります。そして、育児休業は3月22日開始になります。

すると前日の3月21日から1ヶ月単位で区切って賃金支払基礎日数が11日以上ある月が過去2年間で12ヶ月以上あれば良いと思うと、

 

2月22 ~ 3月21日 (12)

1月22 ~ 2月21日 (11)

12月22 ~ 1月21日 (10)

11月22 ~ 12月21日 (9)

10月22 ~ 11月21日 (8)

9月22 ~ 10月21日(7)

8月22 ~ 9月21日(6)

7月22 ~ 8月21日(5)

6月22 ~ 7月21日(4)

5月22 ~ 6月21日(3)

4月22 ~ 5月21日(2)

3月22 ~ 4月21日(1)

 

となり、単純に3月22日から1年間で月に11日以上働いて入ればOKと考えてしまいそうですが、殆どの会社の場合、給料の支払いが発生しない「産後休業」の8週間と「産前休業」6週間が3月21日の前に始まっています。

なので、確かに月を区切る基準は育児休業前日の3月21日から1ヶ月単位で数えますが、一般的にその直前の14週間が含まれる月は中から外さなければなりません。

すると、育児休業が始まる前の月から3~4ヶ月は含めない方が安全です

 

2月22日 ~ 3月21日 - X

1月22日 ~ 2月21日 - X (出産月)

12月22日 ~ 1月21日 - X 

11月22日 ~ 12月21日 (12) - 11日間働くことを想定し含みます

10月22日 ~ 11月21日 (11)

9月22日 ~ 10月21日(10)

8月22日 ~ 9月21日(9)

7月22日 ~ 8月21日(8)

6月22日 ~ 7月21日(7)

5月22日 ~ 6月21日(6)

4月22日 ~ 5月21日(5)

3月22日 ~ 4月21日(4)

2月22日 ~ 3月21日(3)

1月22日 ~ 2月21日(2)

12月22日 ~ 1月21日(1)

 

ここで確認しておきたいのが、

① 最悪の場合、上記で数えられないとした、産前休業に当る

12月22日 ~ 1月21日 - X の期間中、

ギリギリ11日間働いて賃金支払基礎日数の最低条件をクリアすることは可能です。

ただし、健康保険に加入していればもらえる出産手当金の場合(退職後も条件に合えばもらえることあり)、「出産のため休業している」というのが条件となるため、仕事をしている部分の金額は引かれることになります。支給金額などの詳細はこちらをご確認下さい。

 

② 仕事を開始した、最初の月である12月22日 ~ 1月21日(1)に当る部分ですが、

12月22日ではなく、1月1日から仕事を開始しても21日間期間があるので、ふと見ると11日間の賃金支払基礎日数を埋めることが出来ると考えてしまいそうです。

しかし、「完全月」というのは丸々1ヶ月間でないといけないため、1月の21日間だけでは完全月は成立しません。そのため、遅くとも必ず12月22日には仕事の契約を開始して、雇用保険を払っていることが条件になり、仕事開始が1月1日の場合、その月は通算されません。

 

③ 追加に今回私のように傷病休暇の対象になり、長期間休んでいた方などもその期間を通算することができないので要注意です。

 

④ 出産予定日は妊娠40週ぴったりで設定されていますが、実は37週が過ぎればいつ生まれてきてもおかしくありません。特に切迫早産などの方は出産日が早まるかもしれないということを念頭においてください。

 

私は妊娠初期に切迫流産と診断され、胎盤位置の異常から出血が続いていたため、在宅勤務をしたり、仕事を休んでおりました。

最初は有給を使っていましたが、再び出血をした時は、有給は既に全て消化済み。

しばらく様子見で休みながらの在宅勤務は、途中で体調が悪くなったりすると半日休みになったりすることもしばしば。

すると結構な日数を無給で休むことになり、人事から「給料がかなり減るし、傷病手当の対象になるから、申請して下さい」と勧められました。

結局はこれがきっかけて色々調べることになったのですが。。。

確かに傷病休暇にした方がその月にもらえる金額は2倍以上多かったのですが。

色々計算をしてみると、出産予定日通りに生まれてくれたら13ヶ月、少し早まったりすることがあるとギリギリ通算12ヶ月となり、傷病休暇にしてしまうと、育児休業給付がもらえない可能性が高いことに気づきましたし、ハローワークの方も、要件を満たしているかどうかを優先して傷病休暇は取らない方がいいかもしれないとアドバイスしてくれました。

 

以前給付の条件を生半可な気持ちで適当に調べていた私は、これらの細かい数え方や条件をみて凄くこんがらがってしまいましたし、人事に聞いても数え方が全く間違っていたので、何度もハローワークに直接説明してもらったのが上記の内容になります。🙂

 

育児休業給付金額

さて、肝心な育児休業給付金額の計算法ですが、これがまた結構ややこしいんです。😩

私はてっきり出産手当金と同じで、支給開始日の以前12ヶ月間の各標準報酬月額だと思ってましたが、育児休業給付の場合は支給開始日の以前、11日以上働いている直近6ヶ月間の毎月の額面給与(残業手当・交通費を含む)を下記のように計算します。

 

支給開始〜6ヶ月(180日):休業前の日次賃金180日 × 67% = 日次支給額

6ヶ月目~休業終了(181日目以降):休業前の日次賃金 × 50% = 日次支給額

 

ここでまた覚えておきたいのが、1ヶ月の区切りの基準。

育児休業給付の要件を満たしているかどうかみていた時にいつ育児休業の開始日が区切りになっていたとは違って、会社ごとの1ヶ月の給料の締め日を基準に考えます。

例えば、うちの会社の場合、給料は毎月の1日から末日締めで翌月の25日支払いになっているので、先ほどのように出産が1月25日だったとすると、普通は産前休業に入った月から数えて次のような直近6ヶ月になるようように見えます。

 

3月1日 ~ 3月31日 (無給のため含めない)

2月1日 ~ 2月29日(無給のため含めない)

1月1日 ~ 1月31日 (無給のため含めない)

12月1日 ~ 12月31日 (6) (産前休業を開始した月)

11月1日 ~ 11月30日 (5)

10月1日 ~ 10月31日 (4)

9月1日 ~ 9月30日 (3)

8月1日 ~ 8月31日 (2)

7月1日 ~ 7月31日 (1)

 

しかしここはまた別の考え方があり、産前休業に入る月は、給料が普通より少なくなることが多いため、例え産前休業に入る同月に11日以上を働いていたとしても、1ヶ月として数えないですし、基準額の計算には含まれないということ。

 

すると、

3月1日 ~ 3月31日 (無給のため含めない)

2月1日 ~ 2月29日(無給のため含めない)

1月1日 ~ 1月31日 (無給のため含めない)

12月1日 ~ 12月31日 (産前休業に入った月は含めない)

11月1日 ~ 11月30日 (6)

10月1日 ~ 10月31日 (5)

9月1日 ~ 9月30日 (4)

8月1日 ~ 8月31日 (3)

7月1日 ~ 7月31日 (2)

6月1日 ~ 6月30日 (1)

 

上記のような形で基準額が計算されることになります(ハローワークで確認済み)。

ただし、上記の月の中で傷病休暇で手当をもらっていたり、働いた日数が10日までの場合、その月の分は通算されません。もし私のように無給で休んでいた方はその月の給料が減ってしまいそうですが、逆に10日以下だと通算されないことになります。

私はエクセルで表を作り、細かく計算をしてしまいましたが、ネットで検索すると自動計算ツールが結構な数存在しますので、「大まかな金額」が知りたい方は参考までに確認してみて下さい。ちなみに、出産手当金は上限額が決まっていませんが、育児休業給付の場合は上限額が決まっているため、給与が100万でも給与が45万ほどの方と全く同じ金額を支給されます。

 

以上、かなり長い投稿となってしまいましたが、複雑な要件・支給金額などの正しい理解に少しでも役立つ情報が提供できてればと思います。

 

 

妊娠:つわりの話 - 前回と今回の違い

前回近況報告(3):妊娠発覚とトラブルでも少し触れていますが、今回の妊娠でもつわりがあります。つわりについて、皆さんどんなイメージをお持ちですか。

 

妊娠する前のつわりのイメージは、妊娠が発覚するきっかけとなるものでした。どのくらい続くとか全く考えたこともありません。そして妊娠発覚と同時に食欲が増して、とにかく妊婦は「食べる」と思ってました

メディアの影響って凄いですね。

はっきり言って独身の時代は妊娠したらどうなるかという事には全く興味がなかったですし、もし周りに妊娠している人がいても、お腹と胸が大きくなるというくらいしか分かりませんでした。

(皆さんはこれほどではないと思いますが、私自身周りに独身の友達か、結婚していても子供がいない友達ばかりでしたので。😅)

 

だから妊娠初期がどれだけ辛い時期なのか、想像もつきませんでした。

 

第一子の時

待ちに待った第一子の妊娠が発覚し、とにかく嬉しかった頃。

6週が過ぎた時でしょうか。

急にラーメンが食べたくなり1人で堂々とラーメン屋に入って、豚骨ラーメンを注文。

しかし、3分の一も食べることができずお会計となりました。

途中から急に消化ができなくなってしまいました。

そこから食べられる量が極端に少なくなり、いわゆる「食べづわり」ではないんだなと自覚し始めた8週目。

素麺を少量食べてパソコンをいじっていたら急にウッと吐き気が。

お酒で吐いたり、二日酔いになったこともない私にとって、全く新しい体験でした。

 

食べた素麺を全部吐いてしまった後、食べるのがだんだんと怖くなり始めます。

でもお腹が空いているので、クラッカーやつわりに良いと言われている物を買い出し食べ始めました。

一つ一つ食べ物を試しながら、合わなかったら吐くしかないし、合うものならまあ食べれる。しかし、殆どの物は食べることができず、毎日水分をとるだけで精一杯。

ご飯、チキンと元々大好物だった物が食べれなくなったり、匂いにも敏感に。

電車に乗ったりコンビニに行くなんてとんでもない。

あまりの匂いに頭痛が始まるくらい。

一度も臭うと思ったことの主人の体臭で吐き気を感じたり、

何度も公共の場で吐く寸前までいきました。

 

殆ど食べていないから体が衰弱し切ってしまい、3週間で7キロ減

あんなにダイエットをしても減らなかった体重がこんなに減るなんて。

病院では「お水が飲めてれば大丈夫です」と言われるだけ。

何度か点滴をし、すこーしだけ調子が良くなったりしてましたが、

最終的に13週頃まで何も食べれない、吐きまくる飢餓のような状態が続きました。

1日に20回ほど吐いたことも。笑えないです。

ちょうど同じ年に第三子を妊娠していたイギリスのキャサリン妃が「妊娠悪阻」と診断されてニュースになりましたが、実は私も前回の妊娠で「妊娠悪阻」と診断されていました。

この酷い吐き悪阻は16週まで続き、その後妊娠後半まではご飯を食べれなかったり、正直何も前のように「美味しい」とは感じない日々が続きました。

妊娠したら妊婦はいっぱい食べるってイメージ、誰が作ったんだよ!?と怒りながら。

 

しかし、周りから話を聞くと、実は殆どの友達が「つわりそんなに酷くなかった」とか「ご飯が5倍くらい美味しくて凄く体重が増えた」とか言うんです。笑

なんで私だけこんな酷いの?!と思いましたが。

後でお医者さんに話を聞くと胎盤がとても大きく、へその緒も他の人の2倍くらいの太さがあったようで、赤ちゃんがホルモンを過剰に作っていたからなのかなと推測してみましたが。。。

もちろん正確な理由は分かりません。

「妊娠悪阻」を診断される妊婦さんの中には中絶を選択するほど酷い症状の人も。

同じ人が毎回の妊娠でこんなことになるかというと、それもまた違うようですが。。。

とにかく、つわりが怖くて再度妊娠することも怖くて仕方がありませんでした。

 

今回の悪阻

今回の第二子の妊娠が発覚した時。

私はほんの少し間違った「期待」をしていました。

何故なら、つわりがほんの少し違う形で始まったから。

6週目は普通にご飯が食べれて、しかも「お腹が空く」と気持ち悪くなる。

前回の妊娠とは違う点でした。

もしかして食べ悪阻かな?!と期待。

でも、とにかく何かをお腹に入れておかないと吐きそうに。

どんどん消化力が弱くなったので、食べる量は少なくなっていきましたが、吐きたくなければとにかくお腹が空くのを防ぐ必要がある。

仕事ではずっとクラッカー、パンなどを口にしていました。

会社ではチームで仕事をする事が多いので、安定期までに妊娠を隠す事もほぼ不可能でした。2〜3時間のミーティングが続く時なんか、クライアントが来ててももう吐き気が我慢できず何度かトイレに駆け込みました。妊婦にはプライバシーなんてないのですね… 高齢妊娠で本当はどうなるかも分からないし、安定期まではあまり周りに知らせたくなかったけど。7週にはチームメンバーに。12週には全員に知らせることに。泣

 

今回は食べられる物は前回より幅が広く、結局7週頃からご飯が食べれなくなったこと以外は何かを食べることは可能。

これがまた面白くて、毎週のように食べたいものが変わっていき、最後には吐いて食べれなくなり次へ移行するといったことが続きました。

なので、何日も美味しくじゃがいもで毎日を延命していても、4〜5日経つとじゃがいもで吐き気がするようになり、それ以上は口にすることが出来なくなります。

また今回が前回と違ったのは、いつも豚肉を食べていたこと。

なぜか豚肉が食べたくなるんですよね。

でも鶏肉と牛肉は食べると吐き気がする。

これは一体なんだと思いながら、とにかく豚肉を食べる。

そして1ヶ月ほどほぼ毎日のようにパインアップルを食べたり炭酸水を飲んでいたこともありました。

これもまた1ヶ月ほどすぎるとダメになり、ある日血を吐きましたが。泣

話を読んでると一体どのくらい続いているんだと気になりますよね?

今の所、4ヶ月ほど続いています。正直副作用を恐れながらも太田胃散が離せません。

 

今回のつわりはその回復がとても緩やかで😢毎週毎週、ほんのすこーしずつ良くなり、何かを食べれるようになりながらも吐き気が続く。

なので20週を超えた今でも吐く事は普通にあるんですね。

なんか間違って合わないものを食べると2〜3時間後には酷くお腹の調子が悪くなり吐き気がするのです。泣

 

そして今回特徴的なのが何と「ヨダレ悪阻」

あまりにも唾液が多すぎて、水のように生産されている。ずっと家で唾を吐いてますし、人と話すことさえもままなら毎日です。全ての唾を飲み込むと気持ち悪くなってしまうので、本当に行儀の悪いチンピラのように何処かに唾を吐かなければならない。

今回の症状も何でこうなのか説明がつかないです。

とにかくつわりが軽い人は本当にラッキーだと思うし、羨ましくて仕方がありません。

帝王切開の傷の痛み、腰の痛み、授乳の辛さも全部耐えらえる。

だけど、つわりだけは本当に辛い。

私がこれ以上妊娠なんて無理と思う理由は何と「つわり」です。

 

人それぞれ、程度はかなり違いますが、今回の妊娠初期のトラブルを考えると、産前休業6週間だけでは仕事を続ける事ができないなと感じています。

そしてこんな酷い状況にも関わらずまだ仕事を続けられているのは、理解のあるチームメンバーたちと何があっても私のウェルビーイングをまず考えてくれてる会社のお陰です。何だかんだ仕事の内容とか満足できてないところも時にはありますが、総合的に判断してこれくらい人間的な対応をしてくれる職場があるのかな?と感じているくらい。

 

もし周りに年頃の女性が何となく辛そうにしていたり、消化不良で体調を崩したり、トイレに駆け込んだりしていたら、少しだけ見守ってあげて下さい。いのちの糧となる食べ物が毎日、何ヶ月も殆ど食べれなくなることって、、、

経験してみないとわからない辛さです。

 

そして悪阻で苦しんでいる妊婦の皆さま。

色々検索すると悪阻は12週で落ち着くとか書いてありますが、それも個人差が大きいですね。12週で終わる人は、ラッキーな人だと思います。今は辛いですし、本当にどうにもならない、我慢することしか出来ないですが、出産して授乳を始めたら、数ヶ月間は好きなだけの食べ物をいくらでも食べられる日が来ます!!帝王切開だと手術の2週間後くらいから)。

(もちろん適度に食べましょう)

それまでの辛抱ですね。。。

以上、自分の現在の辛い気持ちをなだめる為の投稿でした。

 

 

出産:第一子の出産の記録(1)

【2017年愛育病院での第一子の出産体験記です】

 

痛みに耐える自信はありました。

小さい頃から病気をすることが多く、特にいつも胃腸が弱かったので様々なお腹の痛みを経験してきたからです。

あまり練習をせずに出てしまった😓ハーフマラソンも死にそうになりながらも意気込みで完走したので、兎にも角にも堪えると心の準備は出来てました。

だから無痛分娩も考えなかった。

出産体験記もおそらく100以上は読んだと思います。笑

YouTubeの見苦しいビデオも見ました。

 

38週に既に3000グラムくらいあった赤ちゃん。

内診すると子宮口も既に3センチ開いてました。

もうこれでOK、もう世の中に出てきても問題なしと思った私は惜しみなく体を動かしました。

毎日1時間以上歩く(骨盤と脚が痛くてもです)、お風呂に入る、アロマで刺激、鍼に通うなど。

 

39週が過ぎたある日、お風呂に入って、眠りにつこうとしていた満月の夜。

なんだか腰が痛み始めました。

ただ普段から腰痛がある私は、最初はそこまで深刻に考えませんでした。

お腹はジーンとした鈍い痛みがあるだけで激痛ではない。

これは陣痛なのかな?とネットで検索を繰り返して2時間。

夜の2時になって、やっと病院に電話をかけました。

 

助産師:「痛みは定期的ですか。1から10で表すと痛みはどのくらいですか。」

まるママ:「うーん。お腹の痛みは4−5くらいで、腰は7くらいです。でも定期的ではないですね。」

助産師:「なるほど。前駆陣痛かもしれませんので、もう少し様子を見てください。またお産になった場合に備えて少し休んだ方がいいかもしれません。破水したり、また何かあったらすぐに電話して下さい。」

まるママ:「わかりました。」

 

ここで直ぐに病院に行けば良かったんですよね。

これまで激痛に絶えたことが多過ぎたのか、腰からくる陣痛を完全に逃してしまったんです。

 

この後1時間の間、私はベッドに入ってなんとか眠りに落ちるため頑張っていました。腰の痛みは少しずつ酷くなっていきます。ただお腹の痛みは…まあ酷い便秘の後下痢になった時の痛みくらい?笑 

陣痛ってこんなもんじゃないよね、多分もっと激痛がくるはずだと思い込んでました。

ちょうど1時間くらいが過ぎた頃、なんだか急に寒気がして体が震えてきました。

お風呂に入ってから直ぐに分厚い布団の中に入っていたので、寒いとは思わなかったのにどうしたんだろう。

急に不安な気持ちになり、ベッドから出て隣の部屋で寝ていた主人を起こすことにしました。

やばい、脚が震えてる。力が入らない。

その時の時間:3時半。

 

まるママ:「ねえ、起きて、陣痛きたかも」

シュウちゃん:「…うん…なに?」

まるママ:「やばい、なんか体が震えててさ」

 

主人が立ち上がりドアの前まできた瞬間、急に脚の力が抜け、何か暖かい液体が下から流れてきました。

まるママ:「うっ、破水したかも」

 

頭の中が真っ白になり二人でパニックに。

急いで病院に電話をして、陣痛タクシーを読んで、荷物をまとめ始めました。

そしてついにお腹に激痛が走り始めました。

痛みを堪えて気が遠くなるのを何度か我慢。

あんなに準備しておいたのに、いざとなるともうアタフタしてどこに何があるか分からない状態。

しかも寝不足だった私は分娩の希望を書いた紙がどこにあるのか分からなくなってしまったり、破水したらそのままシャワーを浴びたりせずに直ぐに病院に行かないといけないなどの事を完全に忘れていました。

 

何とか準備を済ましてタクシーを待つこと40分。

なかなかタクシーがきません。

シュウちゃん:「タクシー来ないね、もう出て捕まえた方がいいかも」

まるママ:「どうしよう。なんか陣痛が定期的になってきてる」

と、その時やっとタクシーが到着。

破水してから定期的にきていた陣痛は既に4分間隔に。

 

タクシーで20分ほどかかる病院までの道があれだけ長く感じたのは初めてでした。

病院についたのは4時30分ごろ。

破水して既に1時間が経過し、陣痛の痛みも歩けないくらいに。

この時初めて、産院選びの基準を完全に間違えていた事に気がつきます。

何が何でも産院は近くにあるべき。

どれだけ準備を重ねても、陣痛がきたら焦ってしまうし、タクシーや道路の状況などは自分ではコントロール出来ないからです。

 

そのまま分娩室に案内された私は3分おきの陣痛に絶えながら着替えをし、分娩台で横になります。

助産師さんに聞かれる質問に何とか答えて、抗生剤の点滴が始まると、良く妊婦健診でお会いしていた女性の先生(愛育病院は担当医制ではありません)がきました。顔見知りの先生で少し安心。

 

先生:「内診しますね。4センチ開いてます。破水してるし、陣痛の間隔も短くて強さもあるので、おそらく正午前には赤ちゃんに会えると思いますよ。」

 

進行が早いのかな。

初産は普通20時間ほどかかると聞いていたので、ラッキーな方かな。

後は約7時間程度頑張るだけ。

主人におにぎりや飲み物の買い出しをお願いし、陣痛に絶えながら出産が始まりました。

 

 

 

妊娠:第一子の時の思い出

2017年の終わり頃に第一子を出産しました。

最近その時の事を色々思い出しているので、今日はその時の妊娠生活について書いてみたいと思います。

 

妊娠されてる皆さんにはそろぞれ頭で描いている「理想の出産」「マタニティーライフ」の形があると思います。

私もそうでした。

いわゆる高齢出産と言われるギリギリ直前の出産でしたので、不安もいっぱい。

毎日出来るだけの事をして安産に繋げたい。

妊婦生活は結局最後に出産というゴールに向かうまでの日々ですから。

毎日のように出産レポや出産体験を検索して読みながら、まだ体験した事のない事態(?)に備えての心の準備をしたり。

妊娠と出産をまるで「頑張って勉強すればある程度いい成績がもらえる」のと同じくらいに考えていたと思います。

 

地獄のような匂い悪阻と吐き悪阻が落ち着いてきた16週の頃。

3週間で7キロが減り、正直最初は脚がフラつくくらいでしたが。

やっと外の空気を吸えるようになった私は毎日散歩に出かけるようになりました。

 

しかし、ある日お散歩から帰ってくる途中、左骨盤の外側と付け根が痛み始めます。

なんだか骨盤が麻痺したような、鈍い痛み。

その痛みは時間が経つにつれて太ももに降りてきて、太ももが痺れ始めました。

そこから痛みはどんどん酷くなって10分歩くのも苦しくなり、仕事の帰りに道端に座り込むこともしばしば。

病院に行ってもレントゲンは取れないので理由は判明出来ない。

ただ妊娠中も飲んでOKな痛み止めを出されるだけ。

整体に行って骨盤を見てもらってマッサージをしたりするものの、結局はあまり良くならず毎日タクシーで会社に通い、出来るだけ歩かないようにするしか方法がありません。

夫が楽しみにしていたベビームーンなんてとんでもない。

このまま動けないと安産なんて無理かも、と不安になりました。

 

この事を妊婦検診の時に先生に相談するとスイミングを勧められます。

早速ドゥスポーツプラザ豊洲のマタニティースイミングクラスに登録。

ついでに聖路加のヨガクラスにも通い始め、とにかく少しでも骨盤への負担を減らしながら体を動き続けようと自分なりに頑張りました。

しかし、ある日妊婦検診に行くと看護師から「お腹が張ってるように感じるけど、硬くなる事は結構ありますか」と聞かれます。

なんせ初めての妊娠なのでお腹が張るっていうのがどんなものなのか感覚的にわからなかったんですよね。

思い出すと、時々お腹が硬くなってぽこっと固まってることがありました。

そして最近その頻度も増えていたのです。

「確かに、結構硬くなることがあります」と答えると、

「うん…まだ22週なのにこんなにお腹が張るのは良くないですね。」と言われ、

スイミングもヨガもドクターストップがかかってしまいました。

 

そこからは張り止めを飲んでひたすら「無理しない」という事だけを考えての妊婦生活に。

毎週毎週30週まで頑張ろう、34週まで頑張ろうと自分に言いかけて時間が経つのを待ちました。

ちょうどその時原因不明の出血が。

後々になって内出血ではないことが判明しましたが、結局は会社に話して32週の時に退職する事になりました。

 

何もかもが思い通りにはいかなかった妊娠生活。

良くマタニティーヨガをして、毎日お散歩に行って、夫との思い出作りにベビームーンいく、そんな楽しい妊娠生活を思い描いてましたが。😅

世の中、女性にいろんな理想像を押し付けていて、私もそれに近付こうと頑張ってはみたけど、最後に行き着いたのは自分の中の命を最後まで守りたいという気持ちだけ。

 

実際周りの友達はなーんの問題もなくマタニティーライフを楽しみ、マラソンに出たり、理想通りの生活を送っていた人もいますが。

妊娠から出産までの道のりは、人それぞれ。

コントロール出来ないことが多すぎるという事に気がつきました。

だから今回も無理しない程度で元気な赤ちゃんを産む事を一番に考えて過ごせればいいのかなと思っています。