アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

産後:6週目に入りました。お腹が空いて仕方ない…産後体重の話

出産してから6週間が経ちました。

6週目は医師の許可があれば仕事を開始しても良い時期になりますので、一応色々落ち着き始めると考えられてますが、実際はどうでしょうか。

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最近弟君がたまにバウンサーに10-15分程度なら座ってくれるようになりましたので、少し手が離せるようになりました。

でも体調の方はあまり睡眠が取れてないせいもあり、まだまだ元に戻っておらず、その他の腰痛、肩こり、腕の痛みなど赤ちゃんを一日中抱っこしていることが原因で起きている体の痛みが辛いです。

そろそろゆっくりお風呂に入ったりしたいけど、そんな余裕はなく。

今より状況が落ち着いてきたら針やマッサージに行くのが夢です…笑

夫に二人の子を預けて2時間ほど家を離れるのはまだまだハードルが高いので、夢、ですね。

 

お腹の傷の方は、痒かったりたまにズキンと痛む時もありますが、ほぼ良くなってると感じていて、後はケロイドが出来ないように管理していくだけ。

でもこの前赤ちゃんのお風呂のためしゃがんでお腹に力が入ってた時、何かパキーンというか、何かが弾けた?感覚がありました。

出血があった訳ではないので心配はいらないですが、実際帝王切開の後に傷が開くことがあるらしいので、気をつけた方が良いですね。

体が確実に回復に向かっている証拠としては、産後5週に入ってからは活動量が多すぎなければ悪露もほぼなくなり、乳首の痛みもだいぶ減ってきたことで常に気になる事がだんだん減ってきたという事でしょうか。

後は睡眠不足と筋肉痛をなんとか改善できれば、また普通の人間に戻れます。笑

 

体重の方はというと。

うん…

私はもともと痩せ型ではありません。

BMIもしっかり22-23はあり、妊娠の度に体重制限のマックスまで増えてます。

なので第一子を妊娠した時は産後ちゃんと体重が減るか心配でした。

でも産後意外とすんなり減ってくれて、なんと2週間で元の体重に。

一瞬さらに減量できるかな、と淡い期待をしましたが。完母だった事を理由に沢山食べていたらそれ以上は体重が落ちず…次の妊娠を迎えることに…😅

 

今回は思ったより産後の体重が落ちておらずちょっと心配です。

二人目は落ちないよ!と先輩ママさんより言われた事はありましたが、まさか…事実だったとは。

経験しないと自分は大丈夫だと勘違いするのは、妊娠、出産、育児をしてて毎回の事です。笑

4キロに近い赤ちゃんを産んだのに、退院時に3キロしか減ってなくてびっくり!

入院中に毎回完食したのがやっぱりダメだったのか?!

5週間を過ぎた今もまだまだ落ちていません。

結果妊娠中の体重増加11kgで、産後の体重の変化は次の通り。

 

産後5日目-3kg

産後10日目-5.4kg (-2.4kg)

産後12日目-6.5kg (-1.1kg)

産後35日目-5.4kg (+1.1kg)

 

落ちてきたと思いきや途中から増えてますね。

満腹だったのに2時間後にはお腹が空いてしまうので、どうしても食べてしまってます。

体の疲れはとにかく食べることで解決してしるのも事実。笑

夜起きている事が多いので、普通よりお腹が空くんですね。

ヨモギ餅と豆乳は定番ですが、あんこが甘すぎると感じることもあり、最近は替わりに夜はお粥でお腹を満たしています。

確かに寝不足だとあまいものが食べたくなりますし、授乳をしているとしょっちゅうお腹が空くのは仕方がありませんが…

まだ5キロほど痩せないといけません。

5キロはかなりハードルが高いですが、夜中の授乳が落ち着いて赤ちゃんが寝てくれるようになれば、食欲も元に戻ると思いたいです。

 

弟君はいつになったら抱っこしなくてもまとめて寝てくれるようになるでしょうか…

上の子は特別な事をしなくても割とルーチンがあったので、どうしても方法探しをしてしまいますね。

その日が早くやってくる事を願うばかりです。笑😅

 

 

産後:1カ月検診の話

こんにちは。

まだまだ毎日眠れない長い夜が続いているまるママです。

赤ちゃんは生まれているものの、多分子宮の中が一番居心地が良かったと思うので、人の温もりがないと直ぐに起きてしまう…笑

なので常にボバーラップか、エルゴで抱っこされてる感じです。

最初は何とかベッドの上で寝かせようと頑張ったり、上手くいかないと寝不足と疲れでフラストレーションが溜まったりしてました。

しかし良く考えると赤ちゃんはまだまだ未熟で何もかもが新しい、慣れない事ばかりなんですよね。

だからとにかく安心したくて温もりが欲しい、抱っこされたくて当然ですし、これも今だけ、と考えたらベッドで寝て欲しいとか、さっぱり諦める事が出来たと思います。笑😅

当然の事ですが、抱っこしたり触れ合うことで、赤ちゃんのストレスがかなり軽減するという研究結果もあるみたいですね。

しかも、これも一歳半くらいまで出来ることで、その後は普通に本人から拒否られる事があるので、笑、今のうちにたくさん抱っこしておきたいと思います。

 

一人エルゴで先に病院に向かったが、、、

という感じで毎日あたふた新生児育児に追われていると、1カ月検診の日がやってきました。

本当なら一人で来ても良かったのですが、やはり赤ちゃんを不特定多数の病人が歩いている病院に連れてきて長く滞在させるのが気掛かりだったので、夫に預けて近くで待ってもらう事に。

母乳育児をしてて、まだ乳房の状態が安定しておらず、バンバン搾乳が出来ないので、赤ちゃんはずっと私にべったりです。

 

いつもの事ですが、朝時間がかなりギリギリになり、夫がまるを保育園に預けて病院に向かう間、私が先に病院に着きました。

ベビーカーにするかエルゴにするか悩み、結局エルゴにしたのですが、妊婦健診と同じでいつもの体重、血圧、尿検査があることをすっかり忘れてました。😂

赤ちゃんをエルゴに入れたままの尿検査は、かなり至難の技で、普段赤ちゃんを抱っこしたりエルゴに入れて家事をしてて色んな動きに慣れていても、かなり厳しいと感じました。

その後は血圧は自分で測れますが、体重は赤ちゃんを抱っこしたままはは計れないので、一瞬悩んでいると夫がちょうど病院についたので預けて体重と血圧を測りました。

もし付き添いがいない場合、赤ちゃんを看護師さんに預ける事も可能ではありますが、その後診察でも赤ちゃんを預ける必要があるので、やはり状況が許すのであればベビーカーを使うか、誰かに付き添ってもらって来院する事をお勧めします。

 

1カ月検診

今日は待ち時間がかなり長く、赤ちゃんがお腹が空いて泣いてるんじゃないかととても気になりながら待っておりました。

待つこと1時間。

診察の内容を結論からいうと、回復は至って順調でした。

「体調はどうですか」という質問から始まり、今日までに乳房トラブルで何度か病院とやり取りをしているので、胸の調子についても聞かれました。

まだまだ安定せずかなり張っている事が多いので、「まだちょっと安定してないですが、上の子の時も最初はこんな感じでした」と答えると「そうですよね、最初はそんな感じですね」と。

 

その後は診察台で子宮内膜の厚みをみて、悪露が正常に排出されているか確認。

前回まだ7ミリほどだった内膜の厚さが2ミリまで減り、順調に回復しているようでした。

その後は傷の場所をみて、子宮の厚みも教えてもらいました。

傷のところの厚さも特に他と子宮の壁と変わらない厚さで薄くなってる様子はないという事で一安心。

その後は卵巣の位置や大きさを確認したり、現在子宮の大きさを確認しました。

 

後はお腹の傷のところをチェック。

毎日赤ちゃんの世話でシャワーを浴びることもままならないので、正直傷の管理をちゃんと出来ておらず、手術の時に張った医療用のテープも張りっぱなし 💧

せっかくケロイドを綺麗にしてもらったのに、、、あまり管理できてなくてすみませんと思いました。

今は見た感じ、普通に綺麗ですが。

放っておくとまたケロイドが出来るかも知れません。

これからちゃんと綺麗にしてまた新しいテープを貼るつもりです。

 

その後は席に戻って先生が手術後のカルテのノートを見ながら、私の質問に色々答えて頂きました。

とにかく今回の手術はごく普通に予定した通りに進み、とても順調なものだったようです。

画面上のノートを私が詳しく読むことは出来ませんでしたが、手術の進行状況や術後の様子、その後の結果について細かく書かれていて、赤ちゃんが生まれた時に産声はどんな感じだったかを含め、その他の様々な情報が載っておりました。

普段はカルテの中身を直接目にすることはあまりないので、とにかく目がそっちに行ってしまい質問しようとした事をいくつか忘れてしまいました。笑

こうやって書かれている内容を見る事が出来ると違ったレベルの安心感がありますね。

今日を最後に昨年の夏から半年以上お世話になった先生に「おめでとうございました」と再度お祝いの言葉を頂いて診察が終了しました。

 

最後に

中央区の場合、1ヶ月検診は自費で行うものになっています。

日本はアメリカなどとは違って割と帝王切開の入院期間が長いので、術後に産婦に問題があれば発見され安いシステムにはなっていると思いますが、その後もママ体は回復をし続け、また変化していきますし、何か問題が会った時に早期に発見するためにも1ヶ月が経ったところで見てもらうのがとても重要だと思っています。

何も問題がない、回復が順調となれば安心して育児にも集中できますしね。

という事で今日はママの1ヶ月検診について書いてみました。

ちなみに今日の費用は5,500円。

予想よりは若干高めだったかな?とは思いますが。

 

赤ちゃんの1ヶ月検診も数日後に控えているので、体調や体重の変化などについてはまたその時に赤ちゃんのものとまとめて書いていこうと思います。

 

 

 

出産レポ⑤:聖路加国際病院でのお産の費用 - 帝王切開

こんにちは。

最近赤ちゃんを片手に抱えて寝かせながらスマホでブログを書いているまるママです。

今日は今回のお産の費用を前回と比べながらまとめていきたいと思います。

前回の出産費用は出産体験と一緒にこちらにもまとめています。

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愛育病院

時期:2017年11月

分娩方法:緊急帝王切開(週末、午前中)

入院日数:6泊7日

病室:4人部屋1日、個室6日(トイレ、シャワーなしの2万円のお部屋)

*どちらの病院でもお部屋代はお部屋に居た日数分取られるので、6日分となります。

 

 

費用合計:¥925,490

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内訳

新生児哺育入院料 ¥170,000

分娩介助料 ¥440,000

手術及び薬代 ¥190,090 (帝王切開負担金額)

室料差額 ¥120,000 (シャワーなしの個室、6日間)

食事負担額 ¥5,400

 (出産育児一時金 ¥420,000)

 (健康保険からの祝い金 ¥100,000)

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自己負担額は ¥405,490 となりました。

 

聖路加国際病院

時期:2020年 1月

分娩方法:予定帝王切開(平日、午前中)

入院日数:7泊8日

病室:個室8日(トイレ、シャワー付き、全員個室なので価格設定はわかりません。)

 

費用合計:¥851,725

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- 新生児哺育入院料合計 ¥236,075

内訳

初診料 ¥5,445

入院料 ¥217,000 (7日分)

検査など ¥13,630 (¥3,000の聴覚検査補助券を含まない)

 

- 妊婦合計負担額合計 ¥615,650

内訳

分娩介助料 ¥250,000

新生児管理保育料 ¥25,530

産科医療補償制度 ¥16,000

処置・手当料 ¥34,460

その他産褥+妊婦管理料 ¥115,000

一部負担金 ¥174,660 (帝王切開及び薬代など負担金額)

 

 (出産育児一時金 ¥420,000)

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自己負担額は ¥431,725となりました。

 

助成金の違い

自己負担額が前回を上回った理由は、今回は夫の保険からのお祝い金10万がもらえなかったからです。

また、月をまたがっての入院でしたので、医療費限度額の制度も使うことができませんでした

これらの制度を前回と同じく使えてたら数万円ほど自己負担額も減っていたと思いますが…

 

新生児哺育料の違い

新生児哺育入院料のところですが、愛育病院では金額が日数に関係なく、一律で設定されていたのが、聖路加では入院の日数に応じて増える計算になっておりました。

この場合、帝王切開だと入院の日数が自然分娩より長くなるため、費用が上がってしまうという欠点がありますね。

 

入院日数とその他条件の違い

入院日数は今回の場合予定帝王切開で、分娩の前日から入院していて前回より1日長い、7泊8日間でした。

個室は前回に比べて、2日長く使った事になります。

手術の方は前回は週末の午前中、今回は平日の午前中でしたので、今回の方が追加料金などがかかってないものになります。

ある意味今回の予定帝王切開は全てがスムーズに予定内で進んだ時にかかる基本的な費用と考えてもらえばよいのではないでしょうか。

逆に予定から大幅に外れると金額はここから上がるとも言えて、実際費用の説明の時には100万円が目安と言われておりました。

全てが予定通りにいった場合、もし最終的に金額に違いがあるとしたら出産の時期と健康保険で設定される限度額の設定で保険でカバーされる金額にどのくらいの差があるかくらいだと思いますが、3割負担になると限度額に達しない、あまり差がないという事も普通にあると思います。

 

最後に

ここまで前回と今回の出産費用をまとめてみました。正直費用の違いは凄く大きいものではありませんでしたが、個人的には同じ帝王切開とは言え、色々な意味で全く違うお産の体験でした。

次回は愛育病院と聖路加でのお産の体験を妊婦検診から手術、入院、費用を含めて全体的に比較してみたいと思います。

 

 

出産レポ④:入院生活後半、術後4日目 - 退院日

こんばんは。

前回のエントリーに引き続き、入院生活の後半について共有したいと思います。

nobirumaru.hatenablog.com

術後4日目

本格的な乳房ケアが始まる

朝の5時前にお部屋に戻ってきた赤ちゃん。

すぐに授乳の開始です。

一度寝かせましたが、直ぐに起きてしまい、朝ご飯まで抱っこしてうとうとしながら授乳を続けました。

この時からとても胸が張ってきてたので、朝も頻繁にチェックが入り、簡単なマッサージを受けました。

この日からは助産師さんのフォーカスが乳房ケアを中心に変わった気がしました。

 

朝食の後は退院と今後のスケジュールについての説明がありました。

- 聴力検査、k2シロップの話

- 出生届の話

- 赤ちゃん家庭訪問の話

- 退院後の生活と体調の話

- 退院の日の話

 

この時に、聖路加のロゴが入ったお包みをもらいました。

これは使えるし、カレンダーになっていて月ごとに記念写真が撮れると思うので地味に嬉しかったです。

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K2シロップ、聴力検査および先天性免疫検査

午前中は赤ちゃんが寝てくれたのですが、私の方が色々やる事があり、一緒に休む事はできず。

この日のミッションは赤ちゃんにK2シロップを飲ませる事と、赤ちゃんが眠ってる間に聴覚検査と先天性免疫検査につれていくこと。

K2シロップは授乳前に空腹時に与えて戻さないようにしないといけないですが、うちの子は授乳前にオムツ替えをしたら吐いてしまったため、二回目を与える必要がありました。

その後は授乳後眠るのを待って、聴力検査のため新生児室に連れて行きましたが、結局起きてしまいミルクで寝かせたみたいです(聴力検査は寝てないと実施できないため)。

意外と簡単じゃなかった 😬

検査の間は一人でゆっくり昼食を取り、シャワーを浴びる事ができました。

 

この日も色々書かなければならない書類があり、家庭訪問用紙、小児科診察登録証などを記入しました。

聖路加で出産をした場合、中央区の新生児家庭訪問に区の職員ではなく、替わりに聖路加病院のスタッフがきてくれるようです。

来る時期は大体1ヶ月検診の1週間前。

中身がどのように違うのか気になります。

検索を終えて戻ってきた弟君は、先天性免疫検査で手を刺されておりました。大泣きしたみたいです。

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本館の停電

この日のハイライト?は何と言っても停電。

夕方の8時頃急に真っ暗になり、自分がうっかりリモコンを押したと思ってリモコンを探していると、病室のドアが開き、助産師さんから停電した事を伝えられました。

 

本当に真っ暗な中、懐中電灯を頼りに授乳をしたり、オムツ替えをしたり、トイレに行ったりとなかなか大変。

トイレが病室の中にあってまだマシでしたが。

直ぐに回復すると思いきや電気が戻ってきたのは何と夜中の2時半頃。

お部屋の気温が下がってきて寒くなってきたので、ヤバいなーと思っていたところでした。

一応ベッドを非常電源につないで頂いてスマホなどは充電することが出来ましたし、ベッドの高さも調整できるようにはなってましたが。

新生児室の赤ちゃんたちは全員ナースステーションに連れてこられていて泣き声が凄かったですし、あまり休める状況ではなかったです。

 

次の日に聞いてみてると実はまだ故障中で、病院の緊急電源で病院が回っていたようで、救急の診療は行っていないとの貼り紙が貼られていたので、色々大変な状況だったろうと想像がつきました。

実際一般診察の時間が終わってから停電したので、まだ手術なども少なかったと思いますが、診療時間内だったらカオスだったかも知れません。

一つ残念だったのは原因とか復旧状況についてあまりコミュニケーションがされてなかったこと。

暗いなか赤ちゃんと一緒で、自分の体調も100%ではなかったのでなんとなく不安な気持ちで過ごしました。

 

術後5日目 

ママの退院診察

停電していたというのもあり、あまり休めなかったので、ちょうど体重測定がある3時から6時の間に赤ちゃんを新生児室に預けて休む事にしました。

午前中はママの退院診察がある日で、尿検査、採血、体重、血圧を測定し、朝食を取りました。

ただちょっとショックだったのが、自分の体重。

出産してから何と3キロしか減ってなかったのです。😱

赤ちゃんが4キロに近いのに、これはどういうこと?とちょっとびっくり。😑

羊水、胎盤、出血まで考えるともっと減ってるのが普通だと思いますが。

今回は元の体重に戻るのに苦労するのかな、とちょっと不安になりました…

 

医師の診察は子宮の痛み、悪露の排出、お腹の傷の具合をみてもらい、医療用のテープも剥がしてもらいました。

経過は順調。診察は問題なく終わり、退院もOKに。

今回は回復が早かったことも、上の子と離れ離れになっていたこともあり、正直早く家に帰りたかったので、嬉しかったです。

 

この日の午後は凄く張ってきた乳房のケアが頻繁に行われ、何度もマッサージを受けました

そして母乳の量が増え、赤ちゃんも一回で結構飲めるようになったため夕食もゆっくり、また初めて2時ほど寝てくれて、同じ部屋で寝る事が出来ました。

4日目から感じた事ですが、回復が順調だったためかあまり頻繁に助産師さんがお部屋にくることがなくなり、割とゆっくり過ごすことが出来てたと思います。

Netflix見まくりでしたね。笑

退院日

赤ちゃんがいくら寝てくれるといっても、長くて2時間くらいなので、この日も朝の5時過ぎに新生児室に預け、仮眠を取ることにしました。

その間赤ちゃんも退院のための診察を受けて、退院の準備。

赤ちゃんが居ない間、私は7時に起きて、シャワーを浴び、身支度をして荷物をまとめ、退院の準備を進めました。

朝ご飯を食べていると薬剤師による退院後の薬の服用に関する確認と説明、医師の巡回と説明がありました。

退院日のスケジュールは次の通りです。

 

- 9時 新生児退院チェック

- 10時から 会計(入院手続き時にもらう保証金証明の持参が必要)

- 10時半 小児科医師の面接

- 11時 赤ちゃんお迎えと退院

 

小児科医師の面接ではお家での赤ちゃんのケアをする上で特に気をつける事について集まったママたちへ簡単な説明があり、その後助産師さんから母子手帳を、1ヶ月検診の前に与えることになっているK2シロップと一緒に渡してもらい、赤ちゃんと一緒に病室に戻ってきました。

普通は11時までに病室を空けないといけませんが、私はその日すぐに聖路加の産後ケアに直接行く予定になっていたので、昼食が提供され、13時までに病室を使う事ができました。

 

- 12時 食事

- 13時半 産後ケアチェックイン

 

経過が順調過ぎて逆に長く感じた入院生活でしたが、きめ細かいサポートを受けながら快適な日々を過ごせたのではと感じています。

夫にも何度も言ったのですが、今回の出産で聖路加を選んで本当に良かったですし、自分の選択と期待に対する満足度も高かったと思います。

 

次回は上の子の出産時との比較と費用について話してみたいと思います。

聖路加は高いと有名なので費用のことは入院中結構気になってました…笑 😂

ではまた次回。

 

 

出産レポ③:入院生活前半、術後1日目 - 3日目

こんにちは。

弟君が生まれてほぼ20日が経とうとしています。

授乳 - オムツ替え - げっぷ出し - 寝かし付けを永遠に繰り返していると1日がどうやって過ぎていくのかも分からず、あっという間に時が流れてしまいますね。

最近の弟君は抱っこしないとあまり長く寝てくれないフェーズに入っており、毎日限界まで抱っこして座って寝てたりします。

体がボロボロ過ぎて腕と腰の痛みも日常的なものになってきました。

日々の基本的な事 - 食事、シャワーなど - をこなすだけで自由な時間が過ぎてしまうため、ブログの更新も遅れていますが、少しずつ入院生活について下書きをしてきましたので、共有させてください。😀

 

術後1日目

歩き始める

手術当日の夜は色々なチェック・血液検査などが続き、合間に授乳もあったので1時間半しか眠ることが出来ませんでした。

スパルタ!というか、帝王切開はチェックが多いので仕方ないかもです。

幸いに午前11時頃血液検査の結果が良かったため、繋がれていた管、お小水のカテーテルなどが全て取れまた自由の身に。

お腹の傷はまだまだ痛んでましたが、助産師さんの助けを借りて頑張って起き上がり立ってみたり。

これでいけそうだなと思われたのか、助産師さんからゆっくりナースステーションの周りを10周するように言われ、頑張って10周をテクテクと歩きました。

意外と真っ直ぐ立って歩けたのが自分でもびっくりで。

前回のお産の後は数日が経った後も真っ直ぐは立てなかったので、内心嬉しかったです。

睡眠不足と痒み

歩き終えた後は、食事をして昼間に寝ようと頑張りましたが、ナースステーションからの話し声、そして麻酔の副作用とずっとベッドに横になっていたためか、体がとにかくかゆく、眠る事が出来ず。

しばらくしてから、我慢出来ず言われたよりも早めにシャワーを浴びてしまいました。

やっぱり1時間半の睡眠だけだと、かなりイライラが溜まってきますね。

午前中は自由になって気持ちも晴れてましたが、午後は疲れてガクンときてしまい機嫌が急激に悪くなってしまって。

今日から母子同室しますか?と聞かれましたが、さすがに自信が無くて、一応明日からお願いしますと答えました。

それでも午後と夕方はとにかく必死に授乳を続けました。

 

術後二日目

とにかく授乳を頑張る

前日は夜の11時半頃に寝床につきましたが、2時半には「赤ちゃんが泣いています」と言われ、再び授乳。

この時、実はうとうとしてたら、赤ちゃんをひっくり返してベッドの上に落としそうになった瞬間が。ヤバい😐

もうこれは危ないと思い、新生児室に弟君を預け4時ごろから6時半まで眠る事にしました。

ミルクあげても大丈夫ですか?と聞かれるとちょっとだけ躊躇してしまいますが、まずはちゃんと眠って正気を戻さないと赤ちゃんのケアなどまともに出来ないと感じたので、あげて下さい〜と軽く返事。😅

でもその後午前中は助産師さんに「今日が授乳の頑張りどころ」と言われ起きてずっと素直に授乳を頑張りました。

実に30分ごとに授乳をしてた感じです。

母子同室の開始

午後は「ふれあいクラス」に参加しました。

このクラスでは母子同室を開始するの前に注意点と赤ちゃんのケアに関する基本的な事を新生児室の助産師さんから説明してもらいます。

参加者はなんと二人だけ!

そこで私の前の緊急帝王切開をしたママに会いました。予定帝王切開の1日前に陣痛が来てしまったとか…かなり疲れてる様子でした。

私は経産婦なので、大体既に知ってる内容が多く、前半だけ聞いて弟君と一緒にお部屋に戻してもらいました。😅

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その後またうとうとしてたら、夫とまるが来てくれました。(授乳をした直後は非常に眠くなります)

2日目で赤ちゃんの存在に少し慣れた様子のまる。

本を読んでくれると言って絵本を持ってきては、弟君のお腹に乗せて、持っててね、と。

自分なりに赤ちゃんのお世話をしようとするお姉ちゃん振りに感動。

なかなか嫉妬の気配を見せないまるがあまりにも大きく見えて、知らない間にこんなにも成長したんだなと実感しました。

 

夜は助産師さんから、入院4日目に行われる聴力検査と先天性免疫の申し込みの書類を提出する様に言われ、色々書類を書きました。2日目が締め切りだったようです。中央区の場合、聴覚検査の補助券をこの時に一緒に出しておくと、精算時の手間が省けます。

 

術後3日目

前の夜は授乳がなかなか終わらず、結局12半まで起きていましたが、さすがに疲れて限界が来たので、夜は再び赤ちゃんを新生児室に預けました。

朝方の4時半になると、赤ちゃんが泣いていますーと連れて来られ、再び授乳の開始。

その後朝食の前は尿検査、血液検査と胸のチェックがありました。

朝食は朝の8時に運ばれて来ますが、赤ちゃんのスケジュールはそれに合わせられないので、大体毎回上の子の時に鍛えられた「腕に抱えて食事」をする事が多かったです。

 

この日の午後は赤ちゃんをお包みでグルグル巻きにするとが少し昼寝をしてくれ、1時間ほど一緒に寝る事ができました。

夕方は張ってきた胸のマッサージをしてもらい、授乳の続きです。

今日こそは夜も母子同室を、と考えていましたが、なかなか寝てくれずまた私が先にうとうとして危なかったので、2時諦めて新生児へ連れて行きました。

 

ここまでが入院生活前半のまとめです。

3日目までは何かと忙しく、極度の寝不足のまま毎日が過ぎていきました。

母子同室とは言ってもまずは安全第一、疲れ過ぎてると感じたら躊躇せず新生児室に預けてました。

不思議なのは寝てなくてもアドレナリンが出ていたせいか、タフなスケジュールも何となくこなせていた事です。

また助産師の皆さんからもきめ細かいケアをして頂けて、タフな最初の数日を乗り越えられたと感じました。

出産直後は本当に周りのサポートと言葉の一つ一つがママの回復に直結する感じがします。

その3日間昼間に担当して頂いていた助産師のKRさんに感謝。

 

次は入院生活の後半について書いてみたいと思います。

 

出産準備:持ち物リスト・入院バッグを見直しました

こんにちは。

以前出産時の入院バッグの中身を共有したことがありましたが、実際聖路加での出産を経て少しリスト見直しましたので、こちらにアップデートしたいと思います。

nobirumaru.hatenablog.com

 

 

入院中に病院から渡されるもの

入院当日

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出産後

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  • ブラジャー1枚
  • 母乳パット1ペア
  • 綿棒
  • へその緒ケース
  • ガーゼハンカチ2枚

病室に用意されているもの

  • シャンプー、リンス、ボディーソープ
  • ハンドソープ、指先消毒剤
  • バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、バスマッド
  • ドライア(ナースステーションにあります)

(愛育病院では用意されてなかったものを太文字にしています)

持ち物リストの見直し

自分用

  • パジャマ3枚 → 洗濯物を頼むならこれで足りますが、授乳を始めるとパジャマが濡れたりするので、余分の着替えがあった方が楽です。特にトップ。
  • カーディガン2枚
  • ブラジャー2枚(無印良品) → 同じく授乳を始めると濡れてもっと枚数がある方が無難。
  • マタニティー着圧ソックス21足(個人的に必要な分)
  • 産後用ショーツ2枚(前回もらったもので対応) → 入院時もらうバッグに更に二枚入っていますが、帝王切開の場合は傷に喰い込まない、お腹周りが妊婦用くらい大きいものを自分で用意した方が良いです。
  • お産用ケアパッド(LとM各サイズ1パック) → 聖路加の場合入院時に病院からもらうもので十分足りるので余分は必要ないと思います。
  • 乳首クリーム(Medela メデラ)
  • 母乳パッド6ペア→ 母乳の量によっては足りない可能性もあります。
  • フェイスタオル3枚 → 病院からバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルまで用意してもらえて十分変えてもらえるので自分用は必要ありません。
  • 洗面用具
  • ローションティッシュペーパー→普通のティッシュペーパーはもらえます。
  • スリッパ
  • 筆記用具
  • メガネ
  • コンタクトレンズ
  • 水筒 → ナースステーションに暖かいお茶が用意されているので水筒があると飲み物が確保出来ますし、かなり便利です。
  • 耳栓 → どこの病室に配置されるかわからないと思いますし、昼間はかなり騒がしく夜も赤ちゃんの鳴き声で完全に静かにはなりません。音に敏感な方は耳栓があると役立つと思います。私はこれなしでは眠れませんでした。

赤ちゃん用

 

前回も書いたように、毎日のお着替え、オムツ(メリーズ)、おへそ消毒剤などは病院に用意されていますので、余分なものは必要はありません。

今回はオムツも十分に用意されており、退院時残りを持って帰りました。

その他

  • 母子手帳
  • 中央区なら聴覚検査補助券(3,000円相当)
  • 診察券
  • 保険証(その他病院から渡された同意書など)
  • カメラ
  • キンドル  正直言ってあまりにも寝不足で本を読む精神的な余力はありませんでした。
  • パソコン 本を読む代わりに授乳中や寝かし付け中にNetflixを沢山見ました。笑

 

今回一番見直した点ですが、産褥パッドが十分に用意されていたので、産褥パッドの代わりにパジャマと授乳ブラを余分に持っていた方が良かったということでしょうか。

また産後用のショーツも帝王切開の場合、普通の産褥ショーツだとちょうど傷のところに当たって痛いので注意が必要です。

以上、入院時の持ち物リストと入院バッグの見直してみました。

これから出産を控えてる妊婦さん、参考にしてみてください。

 

 

出産レポ②:入院中の食事

【2020年聖路加国際病院の女性総合診療部、周産期科での帝王切開出産の体験です】

 

こんばんは。

生後8日目の弟君とも少しずつリズムが出来始めています。

現在一回に60ccほどの母乳を飲むと2~3時間ほど寝てくれて、また起きるという感じ。

なので私も運が良ければ一度に2時間ほど寝られることが増えてきました。

授乳 - げっぷ出し - オムツ替え - 寝かし付け(大体すぐ寝てしまいますが)というサイクルですが、意外とブログを書く時間がないですね。汗 😅

 

今日は入院中の食事の写真をシェアしたいと思います。

因みにですが、私は妊娠期間中気持ち悪さからお肉を殆ど食べておらず、今はほぼベジタリアンのような食事をしています。

そこで今回入院中の食事は一般食事で対応できるだけの変更を下記のようにお願いしていました。

- 肉なし

- 乳製品なし

- 玄米ご飯

 

お肉がないとどうしても普通の食事よりはシンプルで素朴さが出ると思いますが、それなりに満足できる内容でした。

 

術後1日目

朝食  

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昼食

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夕食

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術後2日目

朝食

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昼食

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夕食

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術後3日目

朝食

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昼食

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夕食

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術後4日目

朝食 

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昼食

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夕食

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術後5日目

朝食

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昼食

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夕食

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退院日

朝食

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昼食
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(普通退院日は朝食だけですが、聖路加マタニティケアホームへ行く人に限っては、昼食が提供されます)

 

朝食は果物、昼食は豆乳、夕食は夜食のデザートも一緒に出てました。

母乳が進むにつれて量が少し足りないと感じたのも事実ですが、完食するとお腹いっぱいになります。

(足りない時は院内のスタバーやコンビニから飲み物やおやつを足しておりました、😅)

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個人的にはお家で作ってような味付けが凄く気に入っていて、毎食完食。😆 美味しく頂いておりました。

何処で作ってるかは分かりませんが、外部の業者に頼んでる感じではなく、なんとなく内部で作って運んできてる気がしてました。

また、毎回助産師さんが食事を運んできてくれました。

 

いかがでしたでしょうか。

因みに希望すれば追加費用を払って特別洋食や和食の注文も出来るようです。

入院中の食事は病院を選ぶ上でそこまで大事なものではないですが、日々の満足度には影響すると思うので、参考になればと思います。

 

出産レポ①:帝王切開手術当日(生後0日)

【2020年聖路加国際病院の女性総合診療部、周産期科での帝王切開出産の体験です】

ご無沙汰しておりました。

今日無事退院しました。

出産からほぼ1週間が経ちやっと少し時間が出来たので、順次聖路加病院での出産・入院の体験について書いていきたいと思います。

結論からいうと、今回はとても順調、母子共に健康で満足のいく出産でした。

それでは帝王切開手術当日(生後0日)の様子から。

 

手術前

朝一のオペだったため、飲み物が飲めるのは6時までとなっていました。

前の日助産師さんより7時までに準備を整えるように言われていて、良ければシャワーを浴び、その後飲み物が飲めるよう5時20分に起こしてくれるとのこと。

まだ暗いなか目を覚ましベッドに横になっていると「まるママさん、5時20分になりました」という助産師さんの優しい声が聞こえてきました。

シャワー、トイレを済ませてギリギリの5時55分まで水分摂取をし、手術着に着替えました。

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手術着をきて最後にお腹の写真を撮りました

7時になると助産師さんによる事前検査、血液、尿検査などが行われました。

次は前の日に手術中に点滴を入れる場所が痛くないように実験的に麻酔を行なっていると説明されていた通り、管を入れる予定の腕の何箇所かに麻酔のテープを貼られました。 

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10分程度で全ての準備が完了し、後は手術まで待つだけ。

しばらく待っていると助産師さんから、私の前に緊急帝王切開が入ったため時間が少し遅れると言われ、30分ほど待機することに。

時間になると別の階にある手術室へその日担当の助産師さん、主人、母と一緒に歩いて向かいました。

 

いよいよ出産

準備室入り

準備室へ入ると昨日挨拶にきて頂いていた何人かの看護師さん、麻酔科の先生、そして手術を担当されるお医者さんの一人が待っていました。

腕のネームバンドのバーコードを読み取ると、そこで皆さんで4枚の同意書を確認。

その後、私は主人と母に「行ってきます」と言って歩いて手術室へ向かいました。

そう、聖路加では帝王切開の立会い出産は出来ません

ちなみに、愛育では赤ちゃんが生まれるまでの最初の10分程度、少なくとも生まれる瞬間は立会いが可能です。

 

いざ手術室へ

前回は陣痛中に車椅子で運ばれて入ったので考える時間もなかったのですが、今回は後ろを振り向いてもう一度夫の姿を確認。

また会えるよね。

手術は手術だから何があるかわからないし…ちょっと不安でした。

手術室までは長い道のり。笑

場所がないのか様々な機材が廊下を埋め尽くしていました。

総合病院ってこんな感じか!

かなり奥まで歩いてやっと手術室に入ると、畳1畳くらい小さいベッドが。

ここで手術するの?!😅

とりあえずは横になり助けられながら体を動かし、準備が始まりました。

 

待ちに待った赤ちゃんとの対面

先ずは抗生剤のための管が先ほど麻酔のテープを貼ったところに入りましたが、針で刺される感覚が全くありませんでした。

次はエビのように背中を曲げて麻酔の注射。

殆ど痛くありませんでした。

徐々に胸の下の感覚がなくなってくる、下半身が宙に浮いたようなとても不思議な感じ。

 

しばらく待っていると担当先生から

「大変お待たせ致しました!」と声をかけられ、手術開始。

ドキドキしながら赤ちゃんの泣き声を待っていましたが、前回は10分も経たないうちに産声を聞いたのに、なかなか進まない様子。

お腹を触られ何かをやっているのは分かるけど、麻酔がかかった体がとにかく気持ち悪くて、もうこんな事二度と出来ないなと思いながらひたすら赤ちゃんが生まれてくるのを待つしかありませんでした。

 

多分30分は経ったと思った頃、やっと「赤ちゃん出します」との先生の声。

間もなく「立派なお子さんです」というコメントと共に、とても元気な我が子の産声が聞こえてきました。

もちろん後でわかったことですが、今回も3,750グラムの割と大きめの赤ちゃんが生まれました。

推定体重、本当に当てにならない!

「元気ですね」と皆さん一言。

とにかく泣いて泣いて、元気そうで一安心。

自分も知らぬ間に涙が溢れてきました。

元気に生まれてくれてありがとう。

顔の横に連れてこられた赤ちゃんの足に少し触って30秒ほど見せてもらいました。

一回り小さいけど、上の子に似てるなーと思っていると、赤ちゃんは何処かへ連れて行かれ、私は手術が終わるのを待つばかり。

 

ここからがさらに長〜く、途中から何故か少し血中酸素濃度が下がってきて息苦しかったので、お腹を閉じてる間は凄く辛く感じました。

「後少しですよ」

と麻酔科の方に声をかけられながら、何とか無事手術が終了。

手術が終わった後はレントゲンでお腹に異物が残ってないかをその場で確認し、ベッドに移され、リカバリルームへと運ばれました。

 

当時午後の流れ

術後の様子

帝王切開の手術は普通1時間弱と聞いておりましたが、今回麻酔の時間などを含めると手術室に居た時間は2時間程度だったと思います。

後で話を聞くと、2回目の帝王切開だったためやはり前回の手術の影響でお腹に癒着があり、それを先ずは丁寧に取り除く必要があり、赤ちゃんを取り出すまで時間がかかったとのこと。

癒着があると輸血をしたり、手術の時間がさらに長引いて追加で麻酔が必要だったりすることもあるようなので、今回はまあまあ順調な手術だったようです。

 

手術の準備室に入ったのが、8時50分でしたが、12時前には自分の病室に戻ってきて、直ぐに赤ちゃんと対面し、初乳を授乳する事も出来ました。

その後は手術をしてくださったお医者さんに順番に挨拶にきて頂いたり、麻酔科の担当医が何度かきて麻酔が取れてきている様子を確認されました。

夕方頃にはまるにも面会にきてもらい、まるは弟と初対面。

どんな反応をするのか凄く気になっていたのですが、とにかく混乱している様子。

何故ママは家に居ないのか、この小さい赤ちゃんは誰か、少し頭を触ってみたり、足をくすぐったり、とにかく不思議で仕方ないようでした。笑

 

食事の開始

今回一番違かったのが、食事を開始した時間。

前回は手術当日は絶食、次の日もお粥のみという感じでしたが、今回はなんと手術当日の夕食から普通の固形物を食べて良いことになっていました。

麻酔の方法によってこんなにも違うんですね。

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5倍粥、魚、野菜の煮物と漬物。

前日の夜から絶食でとにかくお腹が空いていたので、ペロリと食べてしまいました。

 

手術当日のまとめ

手術が終わると麻酔は徐々に取れてきますが、最初は下半身を動かせないのと、次の日までは血栓防止のため脚をマッサージするものを付けてないといけないので、実際にはベッドに寝たきり状態になります。

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またひっきりなしに痛み止め、子宮の収縮を助ける薬、抗生剤などの点滴や、血液検査、尿検査、子宮のチェックなどが行われ、術後は体に炎症がないかなどモニターリングしないといけないことが沢山あります。

帝王切開は割とシンプルな手術ではありますが、腹部と子宮壁を切開する「手術」なので、このくらいの術後のチェックは当然ですよね。

初日がかなり辛いのは、その合間に赤ちゃんが新生児室から連れてこられ授乳をすることになるので、寝る時間はほぼないというところと、動けないところ。

もちろん今回は前回と違って手術当日から個室の病室に戻りプライバシーが確保されていましたし、赤ちゃんと時間を過ごしたり家族ともゆっくり話したりすることができ、食事まで出来たので、「辛い」と感じる時間もその分減っておりました。

 

予定されていたからこそ若干不安な気持ちで挑んだ今回の出産。

お陰様で問題なく無事手術が終わり、4人家族になりました!

 

次は手術後入院1日目(生後1日)の食事や一日の流れについて書いてみますね。

 

 

出産:帝王切開前日、入院当日の流れ

ついに入院当日を迎えました。

入院前日から前駆陣痛はさらに酷くなり、昨日は一時期定期的な収縮がくることも。

せっかくここまで来たなら予定通りバタバタすることなく出産に挑みたかったので、とにかく休むようにしていたのですが、最後までドキドキでした。

一般的に陣痛が先にくるのを避けて38週に予定される帝王切開を、39週を過ぎるまで伸ばすとなかなか緊張感から逃れられないですね。

 

病室入り

聖路加の予定帝王切開の場合、手術前日の2時まで手続きを終わらせることになっていて、まずは1階にある7番の窓口で保険証と診察券を見せると病室の番号を教えてもらえます。

その後3階にある産科病棟に行きインターフォンで名前を伝え、待合室で待機してると担当の助産師さんが病室まで案内してくれました。

 

病室に入った瞬間の印象は「狭い!」笑

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どうしても上の子の出産の時と比べてしまうということもありますが、聖路加の建物の形がちょっと面白くてお部屋の形も変形してるので尚更狭く感じました。

愛育のお部屋は1.5倍くらいは広く、簡易ソファーが合あって夫が昼寝をしたりまで出来てたのですが、ここはただ椅子が一つ置いてあるだけ。笑

これじゃ上の子と一緒にゆっくりは出来ないな。

全てのお部屋にシャワーとトイレが付いているのでその分部屋が狭くなってしまうのかもしれないですね。

一つ個人的にちょっと失敗だったのはナースステーションからちょっと離れた場所にお部屋をもらえるようにお願いしておくのを忘れたこと。

私はとにかく音に敏感でちょっとした音で直ぐに目が覚めたりするので、話し声が全部聞こえてくるお部屋だと、もしかしたらこの後辛くなるかもしれません。

(意外と静かで大丈夫でした)

 

でもやっぱり術前から退院まで個室でゆっくり出来たり、他の人を気にせずトイレに行けたり、シャワーが浴びれるのはすごく良くて、特に手術が終わった尚更良いことだと思っています。

また病室には大きい窓が付いていて日当たりも良いですし、少しだけですが中庭ぽいのも目に入ったりするので結構落ち着く感じで、お部屋の使い心地は人によって好みがあるかもしれませんが、私は今のところ気に入っています。

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愛育は新しくて広さが合ったのは良かったですが、シャワーが付いているお部屋だと結構値段が高めの設定でしたので、オプションではなく全室個室で少し古くてもちゃんと必要なものがミニマムに揃っていて人の目を気にせずゆっくり出来た方が、特に帝王切開の後は良いと感じています。

 

術前説明、各担当者との顔合わせ

入院の当日って具体的に何をするのかな?と思っていましたが、流れ的にはこんな感じでした。

  • 助産師さんによるNST、血圧、体重、採血
  • 助産師さんによるバースプラン、同意書の確認、入院スケジュールの説明、飲食に関する注意事項、お部屋の説明などなど
  • 担当医師からの体調確認、手術の時間などの案内と腹部超音波
  • 薬剤師からの手術時、術後の使用薬の説明や現在服用中の薬の確認
  • 手術室看護師からの帝王切開手術についての説明
  • 麻酔科担当医からの説明

意外ともり沢山で手術に関わる多くの皆さん(もしや全員?)に来て頂いたのかな?と思います。

何か心配なこと、調整して欲しいことは担当助産師さんに伝えておけば出来る限りの事(無理でなければ)はして頂ける感じがしました。

今日受けた説明からすると産科病棟に関してはセキュリティーがかなり厳しくなっているようです。

 

そうこうしている内に時間が経ち、夕食の時間になり、夕飯をペロリ。

素朴でシンプルですが、とても美味しく頂きました。

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私は肉を食べないので、肉抜きでご飯は玄米をお願いしてみました。

 

この後は病室に置いてあった備品と頂き物をチェックし整理整頓。

前回より明らかに多くのものが入っていてびっくり。

産褥パッドは持参してますが、足りなかったら使えそうギャザー付きタイプもありました。

そして私は使わないですが、自然分娩用のガウンも入っていて、なかなか豪華?だなと思ったり。笑

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お部屋の整理が終わった後はちょっとお腹が張ってきたので、静かな病室でひっきりなしに聞こえてくるベビーたちの泣き声を聞きながら横になっています。

後もう一度のNSTが終わったら睡眠の時間。

朝一の手術で0時以降はOS1を飲む以外は禁止になるので、今のうちに何か食べようかなと悩んでいるところです。笑😅

 

明日はついに赤ちゃんに会える!

長ーかった妊娠生活🤰も後少しで終わりを迎えます。

これまで支えてくれた夫と家族に感謝。

色々大変な時期に理解を示してくれた同僚たちと会社にもありがとうと言いたいです。

出産したら一番やりたい事は…上の子と一緒に走り回ったりして思いっきり遊ぶこと。笑

傷が治るまでは難しいけど、ちょっとだけ待っててね!

 

妊婦健診:妊娠診断からこれまでかかった費用をまとめてみました。

こんばんは。

臨月妊婦のまるママです。

週末も特に変わった事なく乗り越え、予定通りの出産になりそうだなと考えています。

お腹はしょっちゅう硬くなって苦しいですし、前駆陣痛ぽいものはありますが、痛みがあまりなくそこまで進んでる気はしません。

来週は何もなくても計画通り入院することになるので、今凄くそわそわしていて「帝王切開レポ」などを検索して読みながら心の準備をしています。

さて、今日は産前休業のやる事リストの一つとしてあった2019年度医療費をまとめましたので、ここで共有したいと思います。

 

前回と今回の違いについて

  • 第一子:妊娠ではセミオープンシステムを利用、自宅周辺の個人の産婦人科で34週までみてもらい、その後愛育病院に移って妊婦健診を継続
  • 第二子:妊娠初期を除いて分娩先の聖路加で予約が取れた11週目からずっと聖路加で妊婦検診

という形でした。

前回は自然分娩を想定し、聖路加に比べ費用が低めだった愛育病院を選択しましたが(今日みてみたら2年前に比べて結構値上がりしていました)、今回はどちらにしろ帝王切開になることがわかっていたので、自宅と会社からの距離、担当制であることを優先して聖路加にしました(愛育は担当制ではないです)。

また、愛育病院が自宅から電車で30分ほど離れているという事もあり、前回はセミオープンシステムを利用しましたが、やはりそこまで連携がスムーズに取れているとは感じず、最初から同じ病院でずっとみてもらった方が安心な部分があったので、分娩先でずっとみてもらうことにしました。

 

妊婦健診の費用

先ずは妊娠診断、紹介状、13回の妊婦健診 (助成券は一枚残ってしまいました)といった誰でも必ず必要になる費用だけを別にまとめてみました。

 

2019年 支払い先 内容 費用
6月 産婦人科 妊娠診断 2,030
7月 産婦人科 紹介状 3,000
  聖路加 妊婦健診1回目・初期検査 14,280
8月 聖路加 妊婦健診2回目 430
9月 聖路加 妊婦健診3回目 6,340
10月 聖路加 妊婦健診4回目 6,740
  聖路加 妊婦健診5回目・中期検査 10,130
11月 聖路加 妊婦健診6回目 430
  聖路加 妊婦健診7回目 430
12月 聖路加 妊婦健診8回目 -4,870
  聖路加 妊婦健診9回目 430
  聖路加 妊婦健診10回目 430
1月 聖路加 妊婦健診11回目・術前検査 5,190
  聖路加 妊婦健診12回目 440
  聖路加 妊婦健診13回目 430
  合計   45,860

 

詳細ですが、聖路加の場合紹介状が必ず必要になり、その費用が3,000円発生しているのと、9月と10月で妊婦健診の費用が高い部分は、低置胎盤だったため自分の希望で経膣超音波をしていて、追加の費用が発生しています。

また、最初から妊婦健診の助成券を使っていればもう少し費用を抑えられたと思いますが、今回は14回分全部使えずに終わってしまいました。

上記は聖路加で妊婦健診をして特に変わった問題がない限り目安となる金額ですので、参考にしてみて下さい。

 

前回の妊娠時の領収書などは今の所全部見つかってないので(引越しで半分くらいの書類が家の何処かに隠れています)詳しい比較はできませんが、妊婦健診だと個人の産婦人科の方が高い金額設定で、毎回の妊婦健診で助成券を使う前の費用が8,000円ほど発生していて、基本的な検診(体重、血圧、尿検査、腹部超音波)で2,000円弱を支払っていたのを覚えています。

経膣超音波、腹部超音波、NST、血液検査など病院によって全て価格設定がかなり異なるので、毎回数千円の違いが出て妊婦検診だけを考えると前回の妊娠の方が高めでした。

 

緊急受診の費用

私の場合、初期に何度か出血を繰り返し、診断書を書いてもらったり、後期にも何度か少量の出血で病院を受信をしているため、そこでかなりの追加費用が発生しているので、その部分を別途まとめてみました。

 

2019年 支払い先 内容 費用
6月 産婦人科 出血関連・昼間 3,500
  薬代   370
7月 産婦人科 出血関連・診断書・昼間 6,000
  聖路加 出血関連受診・診断書・夜間 9,350
8月 聖路加 出血関連受診・昼間 3,440
11月 聖路加 出血関連受診・夜間 3,700
12月 聖路加 出血関連受診・夜間 3,810
  聖路加 出血関連受診・昼間 1,690
  薬代   340
1月 聖路加 出血関連受診・夜間 5,110
  合計   37,310

 

 

昼間と夜間で金額が違うのと、病院側が妊婦健診としてみたか(保険適応なし)、保険適応可能とみたかによって金額も異なっています。

初期の出血は前置胎盤の疑いがあったり、自宅安静になったりして深刻でしたが、後期の受診は原因不明の場合が多く、「安心料」になってしまった気がしています。汗💧

 

持病のための受診

約5年前に橋本病と診断されており、甲状腺の機能は妊娠するとかなり影響を受けるため、定期的に数値をみてもらっていました。普段は6ヶ月か1年に一回の受診で深刻なレベルではありませんが、妊娠すると10週に一度来るように言われていて、ホルモンの数値が安定してくる後期までより頻繁に受診しておりました。

 

2019年 支払い先 内容 費用
6月 伊藤病院 甲状腺機能検査 2,650
7月 伊藤病院 甲状腺機能検査+薬代 3,770
9月 伊藤病院 甲状腺機能検査 2,650
11月 伊藤病院 甲状腺機能検査 2,650
  合計   11,720

 

最後に

ということで、全てを合わせると合計額は94,890円という結果になりました。

実は前回もほぼほぼ同じくらいの費用が発生していますが、前回は毎回の妊婦健診の費用が今回より高かったのに比べ、今回は前回よりも出血での救急受診の回数が多く、その代わり妊婦健診の費用は前回よりに比べ1~2割ほど低かったというのが内訳の違いです。

東京での出産は費用の負担がかなり大きいとはいつも思っておりましたが、こうやってまとめてみると出産って予想しなかった費用が発生したりで、肌で感じるよりも出費が多いことがわかりました。

 

あと数日で分娩の日が迫っているので、帝王切開の費用の違いは前回とどのくらいかすごーく気になります。

産後どこまでブログを更新できるかは予想がつきませんが、出来るだけ費用をまとめて公開したいと思うので、ぜひ確認してみてください。