アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

妊娠:第一子の時の思い出

2017年の終わり頃に第一子を出産しました。

最近その時の事を色々思い出しているので、今日はその時の妊娠生活について書いてみたいと思います。

 

妊娠されてる皆さんにはそろぞれ頭で描いている「理想の出産」「マタニティーライフ」の形があると思います。

私もそうでした。

いわゆる高齢出産と言われるギリギリ直前の出産でしたので、不安もいっぱい。

毎日出来るだけの事をして安産に繋げたい。

妊婦生活は結局最後に出産というゴールに向かうまでの日々ですから。

毎日のように出産レポや出産体験を検索して読みながら、まだ体験した事のない事態(?)に備えての心の準備をしたり。

妊娠と出産をまるで「頑張って勉強すればある程度いい成績がもらえる」のと同じくらいに考えていたと思います。

 

地獄のような匂い悪阻と吐き悪阻が落ち着いてきた16週の頃。

3週間で7キロが減り、正直最初は脚がフラつくくらいでしたが。

やっと外の空気を吸えるようになった私は毎日散歩に出かけるようになりました。

 

しかし、ある日お散歩から帰ってくる途中、左骨盤の外側と付け根が痛み始めます。

なんだか骨盤が麻痺したような、鈍い痛み。

その痛みは時間が経つにつれて太ももに降りてきて、太ももが痺れ始めました。

そこから痛みはどんどん酷くなって10分歩くのも苦しくなり、仕事の帰りに道端に座り込むこともしばしば。

病院に行ってもレントゲンは取れないので理由は判明出来ない。

ただ妊娠中も飲んでOKな痛み止めを出されるだけ。

整体に行って骨盤を見てもらってマッサージをしたりするものの、結局はあまり良くならず毎日タクシーで会社に通い、出来るだけ歩かないようにするしか方法がありません。

夫が楽しみにしていたベビームーンなんてとんでもない。

このまま動けないと安産なんて無理かも、と不安になりました。

 

この事を妊婦検診の時に先生に相談するとスイミングを勧められます。

早速ドゥスポーツプラザ豊洲のマタニティースイミングクラスに登録。

ついでに聖路加のヨガクラスにも通い始め、とにかく少しでも骨盤への負担を減らしながら体を動き続けようと自分なりに頑張りました。

しかし、ある日妊婦検診に行くと看護師から「お腹が張ってるように感じるけど、硬くなる事は結構ありますか」と聞かれます。

なんせ初めての妊娠なのでお腹が張るっていうのがどんなものなのか感覚的にわからなかったんですよね。

思い出すと、時々お腹が硬くなってぽこっと固まってることがありました。

そして最近その頻度も増えていたのです。

「確かに、結構硬くなることがあります」と答えると、

「うん…まだ22週なのにこんなにお腹が張るのは良くないですね。」と言われ、

スイミングもヨガもドクターストップがかかってしまいました。

 

そこからは張り止めを飲んでひたすら「無理しない」という事だけを考えての妊婦生活に。

毎週毎週30週まで頑張ろう、34週まで頑張ろうと自分に言いかけて時間が経つのを待ちました。

ちょうどその時原因不明の出血が。

後々になって内出血ではないことが判明しましたが、結局は会社に話して32週の時に退職する事になりました。

 

何もかもが思い通りにはいかなかった妊娠生活。

良くマタニティーヨガをして、毎日お散歩に行って、夫との思い出作りにベビームーンいく、そんな楽しい妊娠生活を思い描いてましたが。😅

世の中、女性にいろんな理想像を押し付けていて、私もそれに近付こうと頑張ってはみたけど、最後に行き着いたのは自分の中の命を最後まで守りたいという気持ちだけ。

 

実際周りの友達はなーんの問題もなくマタニティーライフを楽しみ、マラソンに出たり、理想通りの生活を送っていた人もいますが。

妊娠から出産までの道のりは、人それぞれ。

コントロール出来ないことが多すぎるという事に気がつきました。

だから今回も無理しない程度で元気な赤ちゃんを産む事を一番に考えて過ごせればいいのかなと思っています。