アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

産休:明日から産休に入ります。

とうとうその日がやって来ました。

金曜日が仕事最後の日、産休前の最終出勤日でした。

ここ数週間は体力的に本当に辛い日も多かったのですが、仕事も数ヶ月前よりは減ってきたのでなんとかなっていたと思います。

これまでの妊娠期間中の出来事、経過をまとめてみるとこんな感じ。

 

| 6月上旬:ちょうど社外研修が終わり、新しい手法を活用しなきゃ!と思っていて、新しいプロジェクトも始まった時期にに妊娠発覚。

| 6月中旬:1回目出血、つわりが少しずつ酷くなる。2週間ほど経ってからプロジェクトリーダーに妊娠報告。週末だけ休んでそのまま出勤を続ける。仕事ではなるべく座って仕事ができるように調整。

| 7月上旬:2回目の出血、絶賛つわり中、会社でも吐く。2週間安静の指示が出たため人事などに報告。プロジェクトが中休みに入ったタイミングだったので、有給と1週間リモートで仕事に対応。

| 7月下旬:自宅安静の2週間が過ぎ会社に戻ろうとした前日に大量出血。救急外来に駆け込むと、胎盤が子宮口にかかっている、大量出血を避けるためしばらく安静にするように言われる。診断書をもらい会社は当面休むことに。1週間ほど出血が続く。つわりがさらに酷くなり、食べ物があまり食べれない状態に。有給を使い切る。

| 8月:ほぼリモートで働くか、無給で休みあまり動かない生活が続く。3回の出血でかなり怖くなっていたため、胎盤の位置を確認できるまではそのままリモートで働き自宅安静。

| 9月中旬:20週近くになって幸いにも胎盤の位置が上に上がっていることを確認。つわりもやっと少し良くなり、以前よりは色々な種類の食べ物が口に出来るようになるが、まだ嘔吐は続いている状態。ちょうどプロジェクトが再び始まったため職場に出勤。毎日とても忙しい2ヶ月を過ごす。

| 11月上旬:プロジェクトが終わり、1週間ほどゆっくりした時間があったものの、また新しいプロジェクトに入ることに。お腹が大きくなり、胎動と腰の痛みで夜眠るのがとても辛くなり始める。ゾンビー化。

| その後、今日まで:程良くクライアントミーティングなどに参加しながら、なんとかプロジェクトの途中まで乗り切り、産休に突入。

 

妊娠が発覚してからほぼ7ヶ月、途中2ヶ月の間はあまり仕事ができませんでした。

毎日出血の心配とつわりで辛く、生きている気がしなかった2ヶ月間。

妊娠初期から中期に入る時期って、いろんな意味で手厚いサポートがないと生活できないと実感しました。

実は今日ある若い女性の同僚が

「うちのお母さんはね、全然辛くもなかったけど手伝って欲しいから妊娠中に辛いふりをしてたらしい」と言ってて

「それはラッキーだね」とコメントしたのですが、

そんな人もいるんですね。笑

そこで妊娠したこと利用するくらいの余裕があるのは羨ましい。

毎日とにかく10回以上嘔吐をして胃酸の過剰生産で毎日がどう過ぎて行くのかも分からなかった、とてもじゃないけどキッチンにも入れなかった自分の経験がバカバカしいというか、妊娠の経験が人によってこんなにも違うとみんなで共通認識をもったり、辛さを分かち合うのも難しくなってくるな、という感じがしました。

 

また、男性の場合は多くの場合、子供が生まれる前と後で自分の立場に対する認識が大きく変わる気がしますが、女性の場合はさらに段階的で細かいように感じます。例えばこんな感じ。

 

| 結婚前:何となく結婚、妊娠、出産、子育てについて理解していると勘違いしている、周りのママの状況を本当は全く理解できていない。

| 結婚・同棲:家庭内の役割と仕事の間での認識の変化が起こり始める。

| 妊活:妊娠・育児による立場の変化について考え始めるがまだ実感はなく、現状も理解できていない。

| 妊娠:期待以上、認識して以上の精神的、身体的、社会的な変化が起こり戸惑い始め、やっと女性としての立場について認識が強くなる。

| 出産と育児:様々な制約と子育てへの難しさを感じながら、これまで先輩ママが言っていたことを肌で体験し、その大変さを理解し始め、他人事だと思っていた授乳や睡眠不足の深刻さに気付き、とにかく毎日精一杯。

| 復帰:出産と育児、さらにそこへ仕事が加わることによって夫婦としての連携の大切さ、時間の制約や肉体的な疲労からくる両立の大変さに打ちのめされ、保活を死活問題のように感じ始める。

| 仕事をしながらの第二子以降の妊娠:復帰した時の大変さが冗談のよう、また違う次元の大変さに毎日をただただ乗り切るだけ。

 

自分の場合も同じような段階で認識の変化を辿った気がします。

結婚する前は女性も男性と同じように頑張れば何かを手に入れられると何となく考えていて、妊娠・出産と育児でこれだけ認識の変化が起こるとは期待もしていませんでした。

それこそ、人生が妊娠・出産と育児を機にビフォーアフターの真っ二つに分かれると感じています。

口ではとてもじゃないけど表現できない。

プロセスできないことがいっぱい。

 

ここでまた夫と私の認識の変化の時間差を感じるのが、

親としての認識が芽生えるのも、産後のことを考えるのも私は妊娠した直後でしたが、彼は子供が生まれた後とか、私が産休に入った事とかように、時期が若干ズレてる。

そして今日話をしていたら第一子の時の細かい手続きの事とか、何が起こったとか実は殆ど覚えていないことに驚きました。

そういう面で私が新生児育児で大変だったことは忘れてるのに、細かく何が必要だったとか、手続きはこうだったとかまで全部覚えているのは、どうしてなのでしょうか。

不思議です。

 

夫にとっては精神的に本当に産休に入るまでが山場だったと思います。

とりあえず、私がオフィシャルに産休に入った事によって、ここまで夫婦で頑張って乗り越えた、という感覚があるようです。

なのでやっとこの次はどうしようとか計画を立てられると感じたのか今後のことについて色々確認をする夫の姿が。

赤ちゃんがいつ生まれるかがほぼ分からないので、計画がなかなかたてづらいですが、とりあえずこう対応するといった緊急プランを立てて対応するつもりです。

明日からの産前休業。

疲れやすいので無理しない範囲で毎日少しずつ準備を進めていきます。