アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

妊娠:中期胎児精密超音波

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昨日は中期胎児精密超音波検査に行ってきました。

 

これ、何かというと普段の妊婦健診で見るよりも長く時間を取って赤ちゃんの各臓器、脳など形態や構造的なところに異常がないか詳細をみていく検査です。

後はおまけに性別が高い確率でわかったり(100%ではないですが)、リアルタイムで赤ちゃんの立体的な姿を見られたりします。

海外に比べると日本の妊婦健診は回数が多く、超音波で赤ちゃんを見る機会も十分ありますが、病院によってどこまで見てくれるかというのにはかなりの差があります。 

私は第一子の時から、相当リサーチをして赤ちゃんが元気か早めに調べることにしています(高齢出産なので)。

 

個人的な考えではありますが、一人の命をこの世に生み出すというのは多大な責任を伴うもので、生まれてくれば何十年、自分が亡くなった後も子供は生きて行くことになるので、ただ命が自分の中に宿っているから産むのではなく、生まれた後の人生も考えるべきたと思っています。

 

例えば遺伝子レベルでの問題でも助かる確率が高くて、生まれる前に良く理解していれば、自分たちで責任が取れる範囲であるかどうかが判断出来ますし、ちゃんと準備して赤ちゃんを迎えることが出来ます。

構造的な問題であれば適切な医療機関を探してすぐに手術に対応できるようにするなどの対策を取って赤ちゃんが助かる確率も上がるというような考え方です。このような考えは長女が生まれた2017年にアメリカのコメディアンであるジミー・キンメルの次男が心臓に問題を抱えて生まれてきて、生後3日目に心臓の手術をして助かったというニュース(さらに手術が必要だが)をみてさらに強まりました。

もちろんどこまで分かるかというのには限界はあるようですが、何も知らずに後になってアタフタするよりは、出来るだけのことはやっておきたいと考えました。

 

前回は結果的に友達のすすめで海外でNIPTも受けましたし(日本に比べて金額は3〜4分の1)、精密超音波も4回やっています。

これは初期に心臓に少し問題があるかもという所見をもらっていたからで、

回数が多かったのは、それくらい試行錯誤を重ねた結果ですね。

毎回少し雑音があるといった「若干懸念点あり」のような所見でしたが、生まれて数日が経つと幸いにも最終的には「問題無いでしょう」ということになりました。

 

今回中期胎児精密超音波は飯田橋にあるFMCクリニックで受けました。

前回の妊娠の時、ネット検索で辿り着いたところでしたが、先生の皆様、どんなくだらない質問でも時間を取って丁寧に対応してくださいますし、どこよりもバランスの取れた所見を得られるところだと思いましたので、今回もここにお邪魔することにしました。

予約は1ヶ月以上前に埋まってることが多いため、心拍が確認された時、直ぐに連絡を入れました。前回と違って今回は2回とも超音波のみでしたが。

初期の超音波は11週以降、中期胎児精密超音波は18週から受けられますが、大体は12週と20週くらい(〜28週まで)に予約を取るように進められることが多かったです。

 

診察の時間は大体30分ほどで、先生がゆっくりと各臓器の形、血管の流れ、その他の構造的なところを見ながら説明をしてくださるのですが、目の前の壁に大きなモニターがかかっているので、部屋にいる皆んな超音波検査の様子を十分に見ることが出来ます。もちろん気になるところはその都度聞くことが出来ますし、質問に対しても時間が許す限りちゃんと確認しながら丁寧に答えてもらえます。

4Dが見られるのはどうしても楽しみな部分ではありますが、最後に2〜3分ほど見せてもらえて、顔の形などが確認出来る程度になります。胎児精密超音波はそれがメインの目的ではないので、赤ちゃんの顔と動く姿が主に見たい方にはあまりオススメしません。でも超音波検査時の動画を保存してもらったりを赤ちゃんの顔写真を一枚もらえることになっているので、私は検査内容に満足しています。(顔の形など思い出に見たい方の場合は赤ちゃんの全身に脂肪が付いてきて顔もふっくらとなって32週以降に大体4〜5分の1くらいの金額で見られる病院が結構ありますので、それらのクリニックをオススメします。)

 

個人的にさらに気に入っているところは使用される超音波の機械。こちらのクリニックではGEの産婦人科向けの最上位機種を使っていて、びっくりするくらい詳細な赤ちゃんのビジュアルが見られるようになっているんですね。これまで診察を受けたことのある愛育や聖路加病院でもこの機械はみたことがないので(見た限りではありますが)、やっぱり特別だと思います。

 

話が長くなってしまいましたが、結果的に今回は「異常なし」ということで安心しました。

また前回の妊婦健診では「女の子に一票」と言われたのが、完全に男の子であることが判明。画面を見てあまりのハッキリさに笑ってしまいました。

前回は32週が過ぎてからも別の病院で精密超音波を受けましたが、今回はこれで良い気もしますし、やっぱり記念にふっくらとした赤ちゃんの顔を4Dで取っておくべきか悩んでいます。正直第一子の時に比べたら、週毎のお腹の写真も全く取ってないですし、既に写真が少なすぎるので。汗

 

初期のつわりと出血などであまり動けなかったせいで、長すぎると感じていた妊婦生活も後半に入りました。

 

(*こちらはあくまでも個人的な感想を述べたものです。当クリニックや製品などに個人的なつながりもなく、宣伝などではありません。)