アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

保活:激戦区なのに事前準備と知識が足りなすぎた件

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HUG Your Baby プレママ・プレパパクラスにて

2019年4月向けの保活体験談です。

 

保活のことを遠い未来のように感じていた結婚当初。

まるで他人事でした。

まあ、普通ですよね。

その時は結婚式の準備で忙しかったり、

新婚旅行に行く事の方が大事でした。

 

既に二人目の育休をとっていた先輩ママが

「また落ちた、もう復帰できない、ダメだ」と嘆いていた時、

「えーそうなんだ。大丈夫だよ、来年はきっと受かるよ」なんて無責任なことを言ったり。

そんなに酷いのかな?と思いながらあまり注意深くは聞いてなかった自分でした。

ちなみに彼女は千代田区住まいでしたが。

 

そして一人目を妊娠して🤰5ヶ月目のこと。

何人かの先輩ママ達に妊娠のことを伝えると

「早めに保育園とか調べといたほうがいいよ」と真っ先に言われました。

知り合いの中には保育園のために引っ越すことも考えた方がいいと言う人もいました。

 

早速ネットで調べると中央区は激戦区らしい。

もちろん7年前に引っ越してきた時は、保育園のことは考えてもいなかった。

とにかく、当時お互いの職場から近くて便利な場所だから決めた中央区でした。

 

初めて目が覚めて保育園の情報を集めに区役所へ。

実はちょうどその時はフルタイムで仕事をせず別のことをしていたこともあり、

自分の状況で保育園に入るのはほぼ無理なことが判明。

しまった、そんなことも知らずに妊娠した。

妊婦をフルタイムで雇ってくれる会社なんてないし、今更遅い!

しばらく検索魔になって色々調べているうちに、

保育園のために多くの人が産む時期を調整していることがわかりました。

そんなの初耳だ、そんなことってあり得るの?!

 

しかし。

妊娠中に保育園の見学に行くつもりだったのが、

楽な妊娠ではなかったこともあり、自宅安静やらなんやらでなかなかタイミングが合わず。

夫には保育園見学について話していたり、

申込書の期限を気にしていたりしたものの、

保育園の見学を一件もできないまま出産。

 

ゼロ歳の時が肝心、だなんてその時は知りませんでしたし、

自分の置かれている状況をしっかり理解してなかったと思います。

でも仮にフルタイムで仕事をしていたとしても、

4月と8月の間に産まないと4月の時点で月齢が7ヶ月には満たないため

枠が入園枠が一番多い0歳児の入園は望めません。

産休明けの生後56日で預かってくれる保育園はほんの一握り。

1歳児からの入園はますます厳しくなる。

これじゃ大学受験よりも大変じゃない?!

 

数ヶ月前妊娠8ヶ月の友人とランチをした時、

「保育園見学とかしたの?」と尋ねました。

「してないーやっぱりした方が良かったのかな?」と聞かれます。

彼女は文京区住まいで出産は7月。

状況はそこまで悪くないかもしれませんが、

一応「復帰するつもりが少しでもあるなら、早めに行動しないと戻れなくなるかもよ」

と伝えておきました。

私にも誰かはっきり私が行動に出るまで焦らせてくれる人がいて欲しかったな。

 

とにかく、私の勘違いは産後も続きますので、

また次回に書いてみたいと思います。

見学:晴海保育園

こちらの内容は2018年度中に晴海保育園を見学したときのノートを参考に個人的な印象を書いたものです。

より正確な情報は中央区役所の「認可保育園施設案内」ページをご参考ください。

場所

月島駅10番出口より徒歩8分くらいのところに位置しています。

隣には晴海アイランドトリトンスクエアビュータワーがあります。

晴海1丁目・二丁目にお住いの方には便利かもしれません。

月島方面からは橋を渡らないといけないので少し時間がかかると思います。

 

建物の外観

一般的な校舎と呼ばれるような建物で6階建の晴海ホームと中学校の複合施設の一階に位置しています。

玄関先が広いのを考えるとバギー置き場が少し狭い感じが。特に雨の日なんかはずぶ濡れ確実かなという感じでした。

外から見て一番目立つのはL型の園庭でしょうか。

L字型園庭の細長い西側のところには砂場と滑り台などの遊具が設置されており、

南側(晴海中学校のグラウンド側)にはただ広い園庭が広がっています。

避難場所は中学校になっているので、そこには若干安心感ありました。
 

運営とプログラム

中央区で直接運営していますので、プログラムもすべて中央区の基準に合わせたもので、英語などの特別なものは含まれていません。

一つ特徴的なのが、老人ホームの隣に位置しているので、交流が活発に行われているといい、都会で多様な人々に接する機会の少ない子供達にとって良い環境なのではないかと感じました。

乳児クラスに関しては保育士の数も他の園より多く、ゼロ歳児は二人に1人つく感じで、手厚い方だと思いました。

また区立保育園として意外だったのが、園庭があっても天気が許せば毎日のように散歩に出かけているということでした。

 

室内環境

とにかくスペースが十分にとれていて玄関ホールは見学した中でも一番広く、一つの保育室くらいの大きさがありました。4年前に改装したばかりで中も新しくきれいです。また、保育園自体すべて一階に位置しているので、階段がありません。

1歳児と2歳児の部屋も十分で清潔な印象。南に位置しているので明るさも申し分ありませんでした。3歳から5歳児までのクラスは仕切りになっていて割と普通。ただ、見た感じでは玩具にはそこまで力を入れてる様子はなく、遊び方も先生主導になることが多いと聞かされました。

 中庭の近くに位置する遊技室には体を動かせる道具は沢山置いてあり、のびのびと過ごせそうな感じ。晴海中学校のグラウンド側の園庭は半分日よけになっていて暑い日にも雨の日にも少しなら外で遊べそうようになっていて、見学の日も2歳児の子供達が楽しそうに走り回っていました。

 

定員

ゼロ歳時から1歳児で5名が増えるのと、2歳児で4名が増えるという定員の数。

周囲の人口増加のことを考えるととても厳しい数になっています。

私自身、家から特にすごく近いわけではなかったものの、こちらの園をかなり上位で申し込み見事に落ちました。

2年前よりも人気の順位が上がり、1歳児では43点で内定を狙うのは難しい園になっています。

5名ですから、おそらく兄弟枠で埋まってしまうのでしょうか。

その他の詳しい情報は中央区役所のホームページ「晴海保育」をご参考ください。

 

定員
0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児
11名 16名 20名 20名 20名 20名 107名

 

感想

まずは明るく、清潔で、のびのび感、コミュニティー感が一番強かった保育園でした。

とにかく園庭が広く日除けがあるのが気に入りましたね。

ここに入れたら本当に良かったのになと思います。

周囲の人口増加のことも考え、増築して定員を増やして欲しいですね。

近況報告(2):慣らし保育・子育て

昨日のエントリーに続く近況報告です。

転園と二度目の慣らし保育

無認可保育園に通っていた頃の我が子はとにかく愛想が良く、
保育園のイベントでは保育士全員になついて笑顔で走り回っていたので、
新しい環境にもすぐに慣れてくれるだろういう期待がありました。
もちろんそれは親の勝手な妄想でしたね。
 
二日目にして風邪をひいて帰ってきた我が子。
慣らし保育の予定がズルズルと伸びていきました。
そして毎週のように小児科へ通うことに。汗
区立保育園は通っていた無認可保育園に比べ、児童の数が6倍ほど。
しかも年齢の幅もあるので、とにかくあらゆる病気が常に流行っている。
 
幸いにもチームのプロジェクトが4月の上旬で一旦終了し、しばらくフレキシブルなスケジュールでしたが、
ゴールデンウィークが始まるまで、夫と代わりばんこで毎週二日くらいは休んでいたと思います。
まだ仕事にも慣れきってない時にこの事態はかなりのストレスでした。
家事も育児も仕事もすべて中途半端。
夫が育児と家事を積極的にこなしてくれることの大切さ、
そして周りに助けてくれる人が誰もいない共働き夫婦の大変さを身をしみて感じました。
5月中旬までは保育園を半分くらい休み、高熱で何度も家族全員が倒れるという状況が続きましたが、
その後少しは丈夫になってきたのか、あまり病気もせずすっかりなついて過ごしてくれてます。
 

子育て家庭としての思い

私がつとめる職場には働くママがいません。
そして周りの友達も割と結婚したばかりで子供がいないことが多いです。
そこで良く聞かれるのが「どう?お母さん業楽しんでる?」「慣れてきた?」という質問です。
。。。
。。。。
。。。。。
。。。。。。
答える前にいつもちょっとだけ間が空いてしまう自分がいるんですね。
複雑な気持ち。
まだ経験のない人たちにこれをどう説明すればいいんだろう?
 
復帰する前の自分はいわゆる「母親業」を楽しんではいたものの、それだけでは物足りないと感じていました。
まるのスケジュールに合わせて日課が決まっていて、ほとんどは大人の会話ができないまま過ぎていく毎日。
それでも理解のある夫のお陰で、夕方や週末には外出をしたり、日中は自分のやりたいことと子育てを混ぜて上手に過ごせていたとは思いますが。
我が子はとにかく可愛くて、ギャン泣きで困ることがあってもそこまでストレスを感じることはありませんでした。
あり得ないストレスとこれ無理、的なことを感じるようになったのは、復帰したいと思ってからのこと。
今の社会システムはとにかく子育てをしながら仕事ができるようにはできていない。
子供を産み、仕事を続けたいと考えたことに対して、支援ではなく「罰」を与えられた感じがしました。
子育てにはそれなりに自信がついてきていたし、会社もサポートしようと頑張ってくれてる、だけど行政のサポートはまだまだ物足りない、共働き夫婦のニーズに全く答えられていないと感じています。
子育てが大変というのは、他ならぬ避けて通れない行政サービスとの付き合いだったのかと。
 
私の住む中央区は都心から近いこともあり、共働き世帯がとにかく多い。
再開発が進んで人口は増えていくばかり。
定住人口を増やしていきたいという政策を立ててそれを実現してきたのはいいけれど、
デベロッパーに建築許可をガンガン出している間、
それに伴う基本的な行政サービスをどう間に合わせていくか、
ちゃんと考えていたのか疑問。
話を聞くと10年くらい前には中央区でも40点なしで区立保育園に入れたことがあったそうです。
今はいわゆる年中続く保活、加算店、出産時期の調整 (笑)まで行わないと夢見たいな話ですけどね。
 
こんな事態になっていても子供に関する手続きは時代遅れなものばかり。
AIやら機械学習やらが普通になっている時代に、未だに手書きの申込書に保育園の情報は90年代によく見かけたハイパーリンクにくっついてるPDFのみ。
せっかく情報があっても、これじゃ検索出来ない。
何か情報をもらいに窓口にいくと津波のように押し寄せる紙の資料。
これだけ高所得者が多くや法人税収がそれなりにある中央区は、お金をどこに使っているのか不思議でなりません。
保育園を増やすのも必要だけど、猫の手も借りたい子育て家庭の大切な「時間」を無駄に使わせるのではなく、
行政サービスのデジタル化と効率化で「時間」を返して欲しいと考えています。
もちろん、改善が必要なのは保育園の情報収集と手続きに限ったことだけではないですが。
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「どう?お母さん業楽しんでる?」「慣れてきた?」という友達の質問にはいつもとても簡単に答えています。
母親業は楽しいんだけど、それが行政と絡むと辛くなるね。複雑だね。
子育て家庭に対する扱われ方にはまだまだ慣れない。
 
いつかは「サポートが充実してて楽しくやってる!」と笑顔で答えてみたいものです。

近況報告(1):復帰と保育園内定

ご無沙汰しております。

前回のエントリーから既に一年ほど経ちました。

エントリーの数が少ないので多くの方に読んで頂いてる訳ではないと思いながら、少し時間ができたので近況について話したいと思います。

復帰

2018年の9月から中央区の無認可保育園にまるを預け、職場に復帰しました。

家からは電車でしかいけない場所で、楽とは言えませんでしたが、環境的にはとても良かったと思います。

慣らし保育の期間中はRSウィルスから始まり、とにかく色んな病気をもらいほぼ毎週休み。

全く思う通りに進みませんでした。

仕事開始までに3週間ほど見込んでいて正解だったかと思います。

11月頃に入ってからは、まるも保育園にすっかり慣れてくれ、涙することも殆どなくなり、昼寝、食事ともにリズムがついてきて一安心。

まだ小さい赤ちゃんを他人に預けることの不安からも解放され、早めに預けて良かったと思えるようになりました。

 

乳腺炎と卒乳

個人的に少し大変だったのは会社で搾乳することがなかなか難しかったこと。

それまで完全母乳で育てていたので卒乳をすることに抵抗がありましたが、まるも一歳を過ぎご飯をモリモリ食べてくれるようになっていましたし、数回乳腺炎で熱を出していたことをきっかけに卒乳することに。

2〜3週間かけて4〜5回から一日朝晩の2〜3回くらいに回数を減らしていき、意外とスムーズに卒乳することができました。

生まれた時からとにかく母乳を飲み過ぎる程、おっぱいが大好きだった我が子がおっぱいが欲しいと泣くのを見ると本当に辛くて、自分も一緒に泣いたりしてましたが、心を鬼にしました。大人の都合で。。。ごめんね。

母乳は赤ちゃんとの相性。出産は大変だったけど、母乳頑張って良く飲んでくれてありがとうと言いたいです。

 

認可保育園内定

今年の2月の二週目だったと思います。

封筒を開ける手は震えていましたが、家から徒歩15分くらいの第四志望の区立保育園に無事内定をもらいうことができました。

保育園内定のために早めに復帰し、想像を超えるお金を注ぎ込み無認可保育園に送って、加算点を得られたお陰だったと思います。

第一志望の保育園に入れなかったことにはがっかりしましたが、とにかく入れたことに感謝。

無認可保育園とは違って、区立保育園はとにかく準備するものが多く、必要なものを探すだけでも一苦労。

特に防災頭巾はサイズが合うものを見つけられず、結局何度か返品を繰り返し、最終的には自分で縫い直してサイズを合わせました。

3月には会社に2度目の慣らし保育のことを伝え、夫と二人でスケジュールを調整し4月を迎えました。

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少し長くなってきたので、続きは「近況報告(2)」で。

見学:京橋こども園

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写真:中央区立京橋こども園/東京木工場−清水建設

続く残暑の中、先週保育園の見学に行ってきました。

ここは私の家からは電車でしか通えず距離はありますが、

この前別の保育園を見学した時にうろうろしてた時に通り過ぎ、

建物が素敵だったので(笑) 駆け込みで見学を申し込み楽しみに待っていました。

建物の外観

清水建設が設計を担当した京橋という一等地にある保育園。

ガラス張りで緑に囲まれた建物はとても素敵。

2階までが空洞になっていて緑が綺麗です。

子供も子供ですが、建築好きな自分が居たい場所かも。笑。

運営

区立ですが、小学館集英社プロダクションが運営しています。

勝どきこども園と同じですね。

中央区でいうと晴海にもこども園だけは違う会社が運営しているようです。

なので、皆さん会社員という位置付けだそうで。

平成35年まで業務委託をしているとパンプレッドに書いてありました。

室内

5組ほどが見学にきていて建物の4階と5階の部分を案内されました。

ちなみにバギーは一階に室内の広いバギー置き場があり、

基本ここにバギーを停めてからエレベーターで4階に上がります。

 

保育室はネット検索で見た通りガラス張りになっていて開放感があり、

窓の部分が出っ張っているなど遊びココロのある作り。想像が膨らみそう。

危ないことが大好きだった自分はこの場所が好きだったかもと思いながら見てました。

 

ゼロ歳児は人数も少ないのにとても広い部屋を与えられていて、

歩き始めたばっかりの子が走ろうと頑張る微笑ましい様子を見ることができました。

1歳児から5歳児までの部屋は割と普通の大きさで、

食べる、寝る、遊ぶを基本全て同じ場所のようです。

ただ3歳から5歳児までは5階にある広い講堂?で寝ているとのこと。

 

幼児用のおトイレが広く、ドアがとても明るく綺麗にペインティングされていて

トイレに行くのが好きになりそうな楽しい雰囲気になっていました。

 

そして5階に上がると広い園庭が。

滑り台や鉄棒などが設置されていて、砂遊び、水遊びもできるようになっていました。

そしてガラスの向こうには広い講堂が。

雨の日、寒い、暑い日でも存分に体を動かせる広さでした。

プログラム

プログラムは区立なので、それにそって行われていて特別なものは無いようですが、

とにかく室内が綺麗で子供達が快適にのびのびと過ごすことができそうな感じでした。

 

ただ残念なのがお散歩。

建物の外に出なくても充分体を動かせる広さや園庭があるため、

お散歩はなんと週に一回程度。多くても2回ほどだそうです。

確かに東京駅に近いこともあり周りはビルだらけですし、交通の量も多いので、

こればかりは仕方がないかもしれないですね。

でも消防署とか警察博物館が近くにあるので、そこには良く行っているそうです。

 

また3歳児からは各クラスに数名ほど短時間保育(幼稚園のようなもの)もあり、

共働きじゃない家庭でも午後2時くらいまで預けることができるみたいです。

 

定員

ゼロ歳時から1歳児で4名が増えるのと、2歳児で1名が増えるという定員の数。

勝どきこども園とは違って幸いにも1歳児からの入園も見込めそうです。

私のように出産の時期を4月から8月に合わせられなかった人には嬉しい。

その他の詳しい情報は中央区役所のホームページ「京橋こども園」をご参考ください。

定員
および
クラス数
区分 0歳児
(7カ月)
1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 合  計
長時間保育 6 10 11 11 11 11 60
短時間保育 3 3 3 9
合計 6 10 11 14 14 14 69
クラス数 1 1 1 1 1 1 6

 

家からは距離があり悩みますが、夫と私の職場は割と徒歩圏内ですし、

始終微笑みを絶やさなかったまる氏のフィードバックも受け、

今のところ、希望のなかに含める可能性も高いと考えています。