アラフォーワーママの日常記録

子供3人の妊娠、出産、育児、仕事について発信

【安眠スキル】赤ちゃんが寝てくれると家族のあり方が変わる

こんにちは。

いわゆる安眠活動(ネントレ)14日目を迎えました。

これまでの経過はこちらをご参考ください。

 

またネントレではなく、安眠活動と呼びたいと思ってる理由についてはこちらに書いています。

 

さて、14日目にしてちょうど弟君が4日続けて朝まで通して寝てくれたのを祝いながら、今日は安眠活動をしながら感じたことについて全体的な感想を書いてみたいと思います。(今もベビーカーでぐっすりお昼寝中)

 

夫婦でお互いへの理解が深まった

産後はなかなか弟君が寝てくれない生活で、夜間の頻回授乳も続いたため、昼間は娘氏の世話をほぼ夫が担当しておりました。

今回安眠活動を開始して睡眠コンサルの勧めで「旦那さんに息子さんの寝かしつけを担当してもらう」ことになり、1週間ほど夫が弟君に付きっきりになったため、2人の立場が逆転。

私は久々に娘の送り迎え、公園での遊び、トイトレ、ねかしつけ、いやいやの対応がメインになり、夫は授乳以外の弟君の面倒を見ながら、昼寝などのためにほぼ家いて、夜は頻繁に起きる日々が続きました。

 

まず私は久々に頻繁に外に出る日々が続いて気晴らしが出来て良かったのですが、あまり言うことを聞いてくれない娘を連れていろんな場所に行って買い物をしたり、遊ばせるのにたまには「あ〜疲れたな〜」と感じることがありました。

またここ1週間一応5時間ほど睡眠が取れているにもかかわらず、思ったほど休んでいる気はしなくて、夫はある程度(それでも6時間とかですが)睡眠が取れているから、もっと色々「できるはず」と思っていた自分が間違っていたと気付きました。

 

夫の方「は特に仕事もせずに赤ちゃんの世話と家事をしているだけ」だから、確かに夜頻繁に起きていても、まあ何とかなるでしょうと思っていたのが、ここ1週間自ら数時間おきに起こされ、仮眠だけで耐える経験をして、やっと「これを半年以上続けていたなんて信じられない。体が痛いしもうただただ横になりたい」という気持ちがわかってきたようでした。

どうだった?と聞いてみると「これまで理解しているつもりでいたけど、やっぱりわかってなかったと気づいた」と言ってくれました。

 

これまで半年以上、お互いに「きっとこうでしょう」と分かったつもりでいたのが、安眠活動である程度役割が変わって自分で経験して相手への理解がさらに深まり、再度お互いの存在に感謝できるきっかけになったと思います。

 

娘と過ごす時間に余裕ができた

5ヶ月ほど自宅保育を続けていて、特に私の場合はほぼ9割程度は弟君と一緒にいながら娘を見ていることが多かったので、体力的にも時間的にもいつもどちらかのニーズを対応するために追われている状態。

しかも毎日ひどい寝不足ですから、娘に大してイライラすることも増えていました。

何かをする時は娘のペースで時間を取れるようにしてあげたいけど、とにかく急いでいる、体力が持たないなどの理由で急かしてしまったり、代わりに自分でやってしまったりして学びのチャンスを奪ってしまうことが多かったです。

 

また、時には「これはママと一緒にやりたい」と言われていてもなかなか出来ず、「ごめん今は弟君の世話をしないといけないから、後でね」などと罪悪感を感じながら、娘との時間を犠牲にすることもありました。

今は、私がお風呂と授乳を済ませるとその後は20分程度で弟君が寝るのを確認して部屋から出てくるだけなので、私が娘と一緒にお風呂に入ったり、絵本の読み聞かせをしたり、たっぷり甘やかせる時間ができてますし、他にもいやいやで時間がかかったりしても急かしたりせずに、ゆっくり見てあげられる心の余裕が生まれてきています。

 

弟君は昼間の活動にメリハリが

色々変化がありますが、一番は離乳食かも知れません。

これまでは食べても20g程度だった離乳食の量が夜間の授乳を辞めた辺りから劇的に増えました。

最初は夜腹持ちも良くするため、ベビーフードを買ってきたくらいで、その時30gほど食べてくれて、大喜び私だったのですが。

ここ3日ほどその量が急激に増え、今では以前はあまり好みじゃないのかな?と思っていた食材でも毎回60gを完食してて、しかも3回食べる日もあり、私が食べさせなくても自分から早く早く!と言わんばかりに口をパクパク開けて、お尻を浮かしてはスプーンに近付いてきます。

授乳の方は昼間はとにかく飲みたそうにしていたら、眠くなりそうな時間だけ避けて飲ませるようにしていますが、夜の最後の授乳が終わると授乳が必要ないとわかるので、搾乳をしてストックを作っておくことも可能になりました。

 

ある程度予想できる時間帯に寝てくれるので、割と計画が立てやすくなり、お出かけも気が楽です。

しかも以前は昼間多くの時間を飲んだり寝たりダラダラと過ごしていたのが、今は授乳、遊び、ねんねというふうに決まっているためか、私だけにくっ付いて直ぐに泣いたりせず遊びの時間も以前よりも活動的に動き回るようになりました。

 

安眠活動を開始してから、息子の騒音に対する忍耐性が強くなったようで、最初は頻繁に起こされていたのが、今では相当なボリュームで娘が騒いでもなかなか起きてきません。

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以前はベビーカーやベビーベッドで寝れず必ず泣いていたのが、今は眠くなるとちょっとグズっても眠りに落ちるようになったので、彼の安眠力も高まってきていると感じています。

 

ママの我慢が家族のためにならないこともある

娘は割と一般的な赤ちゃんで、新生児の頃は3時間に一度起きて授乳、月齢が高くなるにつれて昼寝の時間も自然と決まってきて、夜間の授乳も教科書通りに回数が減ってきてました。

何度か生半可な気持ちでネントレ的なことをやってみましたが、なかなか続かず一人で寝かせることは諦め、今に至っていますし、保育園に行き始め、卒乳をしてからは誰か隣にいれば通しで寝てくれるので、これで良いと思ってました。

 

だから今回も同じようにやっていけば良い、月齢が増していけば良く寝てくれるようになる、と考えていたのです。

しかし、毎日限界を感じながら我慢に無理をして時が流れていっても、彼の睡眠パターンは全く改善せず、新生児の頃よりもむしろ悪くなっていました。

授乳と抱っこだけでしか眠れない彼は、私は彼に付きっきり、自分のことをする時間はもちろんなく、娘や夫とも離れて過ごす時間が増え、家族皆んなにとって大きな負担となっていました。

 

最初は、私は母親なんだから寝不足でも後ちょっと我慢すれば良い、ここまで耐えてきてるんだからもう少し頑張るとまで思ってましたが、何ヶ月も娘にとっては不在なママ、赤ちゃんの世話以外のことをする余裕が殆どない私が夫にとってどんな存在だったのか…

今思うと私の頑張りは誰のためでもない頑張りだったかも知れません。

 

去る2日間子供たちが寝た後、これまでなかなか時間が作れず後回しにしてきたことを片付ける事ができ、ほっと一息をつく時間があり、色々振り返りながら、夫婦二人して「今までの大変さって一体何だったんだろう。なんか信じられないね」って感じになってます、笑

こんなに状況が改善するなら早くやれば良かったのに。

子供が生まれて寝不足、家族全員が大変な状況!という方。

ぜひパパがリードする安眠活動を行ってみてください。

短期間の投資で家族全員の安眠を取り戻せます(うちは後2歳児が寝てくれれば。。。です)。